百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



対象喪失(object loss)は人間にとって大きな成長の契機になるという。
対象喪失とは、つまり大切なものを失う、失ったことをいう。
失ってやはり最初はなぜこんな事態になったのか呆然となる。やがて絶望感に襲われる。しかし、その絶望と対峙することで解き放たれる。
「生涯、人によく愛され、愛を確信している人間にとっては、それほど脅威とはならないものである」とマズローも言っている。
フロイトは悲哀の仕事と呼んで正常と異常の研究の端緒を開いた。
われわれは何事にも逃げずに立ち向かうことで、学び成長する。
不幸ではない、そういう感情とどう立ち会うか 哀しみは至る所にある それは不幸ではない 大切なのは如何に立ち会い、充実した人生を歩むかなのだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


杉苔  


杉苔は日本全国、いや熱帯以外の北半球では様々なところで生育が確認されている。
乾燥に弱そうだが、実は強く、日当たりを好まないのではなく、実は日当たりも好きだったりする。伸び過ぎると10cm以上になり、刈り取る必要も生じるという。
関東や北日本の太平洋側では生育環境に適さないともいわれているが、土壌でいかに保水状態が保てるかがポイントのようだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




台風一過といえど、晴れたり曇ったり、雨が降ったり、時折強い風が吹いたり、全く安定しない天候の一日だった。

今年のフジロックにはボブディランが登場する。ノーベル賞受賞後、初の来日となる。
そんな中、ジャック・ジャクソンも登場する。
彼はハワイ出身のシンガーソングライターでサーファーで映画監督でもあり、奏でる音楽はオーガニックミュージックと呼ばれている。
穏やかで包み込むようなそのサウンドは、現代社会へのアンチテーゼのようで、自らのスタジオで自然エネルギーでつくった音楽はなんともやさしく感じるのは私だけではないはずだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




「水は感情をもつ⁈」のか,・・・。
江本勝さんが1999年に出版した「水からの伝言」という写真集には波動や宇宙などについて分かりやすく書かれている。
「ありがとう」と水に言うときれいな結晶に。
「バカヤロウ」というと汚い結晶になるという、当初、あまり評価されなかったが、どんな物質も波動を持ち、量子力学的には物質は振動に過ぎないといわれるような時代になった今、「水が感情をもっていても不思議ではない」
言葉も振動で、その振動が物質に伝わる。言葉を「言霊」というが、「霊」という以前に振動として物体に影響を与える。
われわれは、もっと自然に多様な物質とのふれあいを求める方が精神的には満たされるのかもしれない、トゲトゲした苛だたしい空気感の中ではなかなかやさしい社会は築けそうにない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




「マッスルダイ」とは筋肉が多くついた真鯛のことで、近大と京大が共同で2014年から取り組んできたゲノム編集の成果だ。
卵にRNA(リボ核酸)などを注入することで筋肉の成長を抑える遺伝子が壊れた真鯛が誕生する。所謂、ゲノム編集、ピンポイントで遺伝子の切った貼ったを可能にした技術を用いている。この技術は従来の遺伝子組み換え技術に比べ簡易で確実に効率的に遺伝子操作を可能にした『クリスパー・キャス9』という技術で急速に拡大している。
しかしよくよく考えてみると遺伝子が壊れた(壊された)魚を、われわれは食べて幸せなのだろうか?
あるべき姿はやはり自然なのではないだろうか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




日本の科学研究力の低迷が続いている。
ネイチャーは昨年「科学界のエリートとしての日本の地位が脅かされている」と警告した。
厳しい財政難の中、国立大学への交付金も減り、選択と集中の中、分野を絞り込み短期的に集中投資するという国の方針もなかなか成果は出てこない。
科学研究は広い分野の基礎研究と短期ではなく長期の視点での深掘りが実は大切なのではないか?国の将来を考えた時に、カジノによる人集め等観光立国があるべき姿なのか、将来日本をどういう国にしたいのか、もっと真摯に考えるべきなのではないだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先日脚本家の橋本忍氏がお亡くなりになった。
享年100歳。
100歳というと、そうとう耄碌されていたのではと思いきや、まだ新しい映画の構想をおもちだったという。
凄い方だ、やはり。
黒澤明監督と組んだ作品が8本、自ら映画製作会社も設立、中でも「砂の器」や「八甲田山」は大ヒットした。
骨太のエンターテイメントのプロで、弟子にあたる山田洋次監督が脚本を書いている際になかなかうまくシーンが描けなかった当時「人間の集中力は精々、数分間しか続かない。頭を休めて他のことを考えることは構わないが、鉛筆だけは手に持って原稿用紙を見つめていろ」と話されたという。
修行とはそういうものか。
お疲れ様でした。
お悔やみ申し上げます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


2020  


2年後の今日、「2020」東京五輪が開催される。
第32回の競技大会は、2020年7月24日〜8月9日までの17日間、日本の東京で開催される予定だ。
2年後と言われると、もう直ぐのような気がする。年をとると月日が経つのはやたら早い。
1年後や2年後の世界はすこし想像できるが、20年後や30年後の世界はなかなか想像すらできない。やたら進化(⁉︎)する分野となにも変わらない分野、なくなってしまう分野や新しく世に登場する分野、長い年月が変えてしまうことと、ある日突然変わってしまうこと、自動車が空を飛ぶことはなさそうだが、自動車はおそらくガソリンから電気に変わるのだろう、近い将来、AIスピーカーが国内でも台頭し、スマホの代わりになるという人までいる。
便利になることは良いことかもしれないが、余裕が出来てできた時間で我々は何を楽しむのか?戦後、便利になったが、時間に追われている日々は変わらず、いや以前よりも増して忙しく、時間に追われているのが現代人のような気がする。
何が我々にとって大切で、何を我々は大事にするべきなのか今一度考える必要がありそうだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


宇宙  


宇宙は広い空間を指すが、
我々の暮らす空間もそれなりに広い。
宇宙の中に存在する時間は地球上にいる我々の感じる時間よりも遅いといわれているが、時間は時間として存在する。
虫の生きる時間と猫の生きる時間と我々の生きる時間の違いを以前「象の時間 ネズミの時間」で本川達雄氏が1992年に発表しているが、我々は時間はさも絶対時間のように感じているが、それぞれの感じている時間には差があると言われている。

そういわれると、空間も時間も絶対的なものではなく、感じ方であって、人それぞれによって、その時々によって違ってくるものなのかもしれない。
あまりにも暑い日が続くと、身体が慣れてくる半面、意識が少し虚ろになってくる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


大暑  


明日から「大暑」
いつもなら「大暑」の期間中がもっとも暑いと感じているのだが、今年はもう「暑い、暑い」と言って久しくなる。
豪雨の後は日照りが続いている。

今日は「風鈴」の話。
鈴や鐘、太鼓、笛は昔から人間の暮らしと深く関わってきた。「音」は目に見えないゆえに神秘性があり、怒りや喜び、哀しみや楽しさを表現してくれる。
「風鈴」が家の軒先にいつの時代から吊るされたのか明確ではないそうだが、お寺のお堂の四方に「風鐸」という青銅でつくられたものが吊り下げられ邪気除けとなっていたという。
日本各地で鉄、銅、ガラス、陶器等様々な材質が用いられつくられた「風鈴」なは、それぞれの土地の特徴を垣間見ることができた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ