百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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ゴリラとチンパンジーは、その生活パターン、活動領域で全く異なるという。
例えば、ゴリラは縄張りを持たずに単雄複雌群で暮らすが、チンパンジーは、縄張りを持ち、複雄複雌群で暮らす。食べ物は両者、果実が好みのようだが、果実以外の植物の好みや植物繊維の消化能力は異なる。
もっとも大きな違いは、ゴリラの繁殖力にあり、ゴリラの雌には、4~5年の出産間隔が必要で、繁殖力は雌で出生後10年、雄は15年必要であり、小さな集団(10頭前後)で移動するため、生息密度の低下は集団の出会いを減少させる、すなわち減少し始めると絶滅への道筋は加速されることになるそうだ。
類人猿は、進化の過程ではサルと人間との間に位置するといわれているが、京都大学の山極先生によると「サルと類人猿よりもヒトと類人猿の遺伝子的な距離の方が近い。」らしい。

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蟻の行列はどうして出来るのか?
単純にいうと、・蟻は餌を持つとフェロモンを出す ・そのフェロモンは揮発性かつ誘引性である という理由からなのだが、
蟻の中にも、少しとぼけた、ひねくれた蟻がいて、みんなと共に行動しない者がいる。
この、ふらふらと別のルートを歩く蟻のことを“ゆらぎ”で表現する学者さんがいる。
この“ゆらぎ”が、もっと効率的なルートを開拓したり、もっと別の餌を探し当てたりするという。
やはり“ゆらぎ”が大切!!なのか。。

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有機農法は、まだまだマニュアル化されていない。
一方、慣行農法は、ほぼマニュアル化できており、比較的誰にでもわかりやすい。
自然界をマニュアル化することはなかなか難解であり、一筋縄ではいかない。
ただ人間はできるだけ考え方や手順を誰でも簡単にわかるようにして欲しいと思いがちで、特に近代社会は物事の成り立ちを1+1=2で表現することでみんなに簡単に示すことに注力してきた。
物事は極めればシンプルな構造になっている。しかしそのシンプルな構造は単純な構造ではなく、複雑な世界の中に成立しているような気がする。

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有機農業と慣行農業との違いは、数値化出来るか?出来ないか?になるのだろうか。
有機農業は、土づくりがメインで、土を因数分解すると、・物質性・化学性・生物性になるが、慣行農業だと化学肥料と化学農薬の組み合わせで語られることが多い。
窒素・リン・カリで語られる慣行農法は、大変わかりやすく、病気や虫による被害を受けると薬剤を投ずる。あまり生育環境に影響されず、収量もほぼ予測可能な点がやはり農家にとってはわかりやすい。
一方、有機農業は、農薬や化学肥料を使用せず、土づくりに重きをおき、窒素をできるだけ抑えて栽培するため、比較的収量は少ないとされている。

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紫陽花は、なんとも梅雨が似合う。
紫陽花の花に見える部分は、実は装飾花で、その正体は萼(がく)である。
写真の紫陽花が、いわゆる額紫陽花で、紫陽花の原種といわれている。


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水無月は陰暦で6月のことですが、和菓子の名前でもあるのです。
『6月30日には、水無月を食べる。』
京都の古くからある習わしで、宮中の貴族が1年の丁度折り返しにあたる6月末日に、半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈り“氷”を食したことから、なかなか“氷”にあやかれない庶民がウイロウを氷に見立て食したということが由縁。
『食も文化』 四季を感じ、何かに見立てて、感謝し、そして健康を祈る。

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蜘蛛は、所謂『益虫』と呼ばれている。
特徴は、たんぼに一旦網を貼ると、
多いところでは、300匹の小さなヨコバイを捕らえている。

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最近人間は指紋だけではなく、声紋や虹彩(眼球)、網膜等で識別することが可能になっている。
牛は指紋ではなく、鼻紋で識別する。
と言うのも、牛の鼻紋は、一頭ごとに異なった模様になっており、その模様はほとんど大人になっても変わらないといわれている。

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氷は解けると水になる・・・
そんなことは小学生でも知っている。
しかし、氷の結晶構造が壊れて、解けて水になるきっかけはわかっていなったという。
固体の氷は、分子が六角形で整然と並んでいる。しかし、温度が上がると分子が揺らぎ結合が切れ、六角形が崩れる。しかし初めのうちはすぐに繋がり、もとに戻る。しかし、温度の上昇と共に、繋がる際に間違った分子の組み合わせが発生してしまい、連鎖的な組み換えが結晶構造を崩壊させるという。
そんな内容をネイチャーに発表した総合研究大学院大の院生がいる。
まだまだわかっていないことが多い事実に気付かされる。

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お茶  


お茶は、紅茶やウーロン茶は発酵させますが、緑茶は不発酵、碁石茶、プアール茶は後発酵茶と、同じ茶葉を用いてもそれぞれの発酵のさせかたを変えることでその風味や味わい、カタチや色、その成分に違いを見出だし、暮らしの中に溶け込んでいる姿は何とも面白い。
特に、後発酵茶は日本では、『飲むお茶』として伝わり、富山黒茶、石槌黒茶、阿波番茶があげられるが、中国やミャンマーでは『食べるお茶』『茶の漬物』として竹筒酸茶(中国)、ラペ・ソー(ミャンマー)、ミヤン(タイ・ラオス)があげられる。
日本における後発酵茶は後継者不足で衰退の一途を辿っているが、実は、血糖値抑制作用や肝機能の向上など機能性食品としての着目している学者もいる。

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