百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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明日からもう3月!早いもので今年になってもう既に2ヶ月が過ぎたことになります。
春がもうすぐそこまで迫っていることは良いことなのですが、百姓にとってはなかなか多忙な季節の到来ということで、ワクワクする一方で、気持ちを引き締め挑みたいと思っています。
ところで『桃』は木偏に『兆』と書き、“兆し”を意味する一方で、“たくさん”という意味を持っているそうです。つまり、『桃』は物事の兆しを知る神秘な力を備え、たくさんの実をつける吉祥の植物ということのようです。
桃の節句では女性の多産という意味合いで用いられ、桃の邪気を取り払う能力から桃太郎が生まれたともいわれています。
今日は、春のような陽気に包まれた一日でした。。

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丸2日も更新を怠ってしまい、大変失礼いたしました。
「何かあったの!?」と御心配頂いた方々、大変、大変失礼いたしました。
いろいろ仕事が立て込んでいて、・・・会社の決算や個人の確定申告、新しい植物栽培モデルの提案や新型酵素乾燥装置の経費シュミレーション等々、久し振りに夜な夜な仕事をするハメになり・・・ホントに久方振りの徹夜もあったりして・・・もう若くないことは充分承知しているはずなのですが、・・・。困ったものです!!
タイトルの『硝酸態窒素』は植物にとっては大変大切なものなのですが、結構いろいろな局面で問題になりつあるというか、問題になっているというか、EUではその摂取量について残留濃度基準を3000ppm未満と既に「安全基準」をもうけていたりしますが、日本では未だにそのような動きは見られず、日本の公的機関で測定された野菜の硝酸態窒素の最高値は16000ppm(東京都の検査データ)で、ホウレン草・小松菜・春菊・チンゲンサイなどの葉物野菜の多くは、年中5000~7000ppm前後で、EUのガイドラインを大きく上回っているといわれています。
通常植物は根から吸収した硝酸態窒素を光合成をはじめとする様々な合成回路を駆使し、デンプンやタンパク質、ビタミン、アミノ酸などの物質に変化させます。しかし硝酸態窒素が過剰に吸収、そして蓄積された場合は、体内で窒素化合物に再合成されることなく、植物体内にそのまま残り、それが動物(人)にとって害を及ぼすといわれているのです。
具体的にいうと、硝酸そのものは無害ですが動物体内に取り込まれると還元作用によって有害な亜硝酸へと変化します。亜硝酸態窒素は血液中のヘモグロビンと結合し、血液は正常な酸素運搬機能を失い(メトヘモグロビンの生成)、極度の酸欠状態と呼吸作用の阻害へと導く事になります。アメリカで新生児の突然死の原因として問題化したブルーベービー症候群(チアノーゼ現象)は、実はこれにあたります。また、亜硝酸は体内のアミンと結合し、発癌物質であるニトロソアミンを生成するとも言われています。
また、硝酸態窒素の害は、慣行農法のみならず、例え有機農法といえども、土壌への過剰な窒素の投入は同様の現象をもたらす危険性があることを認識しておくことが重要で、どうすれば硝酸態窒素を植物の体内で化合物化が図れ、消化が可能になるのか、本当に美味しい野菜とはどういうものをいうのか、もっともっと学ぶ必要があると思われます。

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第81回アカデミー賞・外国語映画賞、授賞おめどうございます。
『おくりびと』(英題:Departures)は、監督が滝田洋二郎さん、主演が本木雅弘さん クールJAPANが評価されたのか、悩めるアメリカの心を癒したのか、その真相は定かではないが、滝田さんは成人映画の出身で、「コミック雑誌なんかいらない!」では少しこけたものの、「病院へ行こう」等からは結構注目していた映画監督、本木さん(モックン)はあの「シコふんじゃった。」以来、絶対すごいッと思っていた俳優さん。
「 蛆(うじ)も生命(いのち)なのだ。そう思うと蛆たちが光って見えた。」(青木新門・著『納棺夫日記 増補改訂版』=文藝春秋、1996年)ということばの中に見えるものは何か。少し忘れかけていた日本の文化の本質がそこあるのかもしれない。

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米粉  


最近、米粉を少し研究している。
米粉は政府も注目している。あまり国と同じようなことをしても量でもスピードでも勝てるわけがないので、こっそり“質”で差をつけて頑張ってみたいと思う。
米粉の特徴は、・しっとり感 ・サクサク感 ・モチモチ感 ・とろ~り感 にある。小麦と比較して・水を良く吸う ・グルテンがなく ・アミロペクチン(デンプンの一種)が多く・水を加えて加熱するととろみが出る。
この特徴をしっかり活かした簡単な加工食品が作れればいいのだが。
政府が動くと、大量の米粉が今秋から来春にかけて世の中に出回る。たくさん出回ると市場はびっくりして価格は一段と下がる。安くなれば海外産の小麦粉に対抗できると政府は米粉を小麦の代替のように安易に考えているかもしれないが、小麦の役割と米粉の役割はおそらく違うだろうし、そんなに簡単に新しい市場が形成できるはずもなく、米粉は大量に市場に溢れることになるのでは・・・。
この際に市場にはない特徴のある米粉を使った加工品が作れればオモシロイのではないかと思っているのです。

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滋賀県を原産地とする地場野菜「近江の伝統野菜」の出荷量が14品種で年間100トンを超えたという。100トンといっても県産野菜シェアの1%にも満たないが、県は地域ブランド化を目指し、さらに振興に乗り出すようだ。
(1)万木かぶ(高島市)40t (2)下田なす(湖南市)20t (3)日野菜(日野町)19t (4)赤丸かぶ(米原市)15t (5)豊浦ねぎ(安土町)5t (6)山田大根(草津市)4t (7)小泉紅かぶら(彦根市)3t (7)杉谷なすび(甲賀市)3t (9)伊吹大根(米原市)2.5t (9)秦荘のやまいも(愛荘町)2.5t (11)鮎河菜(甲賀市)1t (12)北之庄かぶ(近江八幡市)0.5t (12)杉谷とうがらし(甲賀市)0.5t (14)水口かんぴょう(甲賀市)0.4t  ▽総計116.4t

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今日は『農を変えたい!近江の会 第二回学習会』を茨城大学の中島先生をお迎えして開催させていただいた。
中島先生曰く
「農はまさに人間の生きざまであり、文化である。単に儲かるからやろう!というものでは決してない」
「(農業の大型化をただ単に図るのではなく)みんなで耕す農業を目指そう!」
「私とあなたの有機農業から、地域に根指した地域丸ごとの有機農業へ!」
まさにその通りだと思う。
高齢者中心の農業の将来を憂うのではなく、若者が進んで参加できる農のあり方を模索する方が楽しいし、実は、その危機感は若者達の方がより自覚していたりする。
みんなで少し少し農に携わる考え方や、食のあり方も、農地の活用方法も少し考えてみると、和食の見直しや二期作や二毛作、山間地を活用した放牧等、様々な対策がありそうに思う。
義務感や不況の単なる雇用の受け皿ではなく、より積極的に日本の農の将来について考えてみたい。

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最近、粉をひく方法をいろいろ模索している。
米粉や小麦粉、他にも何でも粉にしておくと加工もしやすく、食材としてもいろいろな活用が考えられる。
先人の知恵は、長い歴史の中で深く考察されていることが多く、粉をひく方法なども水車を活用した方法は様々な視点で大変有効であることに改めて気づかされる。
例えば、・24時間稼動 ・低コスト ・熱を持たず ・ミネラルが摂れる(石臼の活用) それに、水車のある風景はどう考えてものどかで安らぎがあり、何かマイナスイオンが溢れんばかりという癒し効果がある。まして、田舎に設置できることから地方の雇用の創出?!になる可能性を持つ。
最近、なぜか石臼を1300ケも持つ人と知人になったこともあり、もう少し余裕が出来れば水車小屋の本格的導入について一度考えてみたい。

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エコフィードとは食品残渣を利用した家畜飼料のこと。
米ぬかや調理くずなどを加工し、再生させることで飼料化をはかり、それで家畜を肥育する。
食品廃棄物の有効利用促進のほか、国としては現在23%前後しかない飼料自給率(食糧自給率よりも低い)を、早い機会に今後35%まで引き上げる目標を掲げており、その有効な手段として期待されている。
一方で、何でもかんでも飼料化が図れるというものではなく、その質の安全性や量の安定性が問われている。
循環の中で、飼料化が図れたり、バイオマスを活用したエネルギー化が図れることは、百姓にとっては理想的であり、コストの低減にも繋がる。なかなか一朝一夕には難しい問題も多々はらんでいるが、一つひとつ丁寧に課題化を図り解決すると明日の“農”のあるべき姿が少しは見えてくる気がする。

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こだわりの親子丼!
もったい農園の野田さんの平飼いの鶏の鶏肉と卵+シバタプラセールファームの柴田さんの無農薬・無化学肥料で栽培されたお米の見事なコラボレーション!!
この春から、大阪のレストランの限定メニューでお目見え予定?!です。。

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昨日までの穏やかな天候がまるで嘘だったかのように、今朝はいきなり真冬に逆戻りしてしまいました!!一面雪化粧をした大地は久しぶりの氷点下の世界にブルブル震えているかのよう。

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