百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

ガソリンスタンドは大賑わい!!

2006-07-31 23:25:03 | 環境
明日からまた一段と値上げされるガソリンを今月中に給油しておこうというドライバー達でガソリンスタンドは夜遅くまで、大賑わい?!
何故ガソリンはこんなに値上げが続くのか?? 北朝鮮のミサイル・・レバノン情勢・・世界的には様々な要因が考えられるが、いままで湾岸戦争や911でもこんな自体にはならなかった。実はこの原油の価格の決まり方は大変おかしな構造になっているようで、米国最大の先物取引所であるシカゴのマーカンタイル取引所におけるWTI(テキサス産軽質油)の値が世界の原油価格を支配しているという。WTIの取引などは全世界から見ると1%にも満たないというのに。
これには、やはりブッシュ大統領の何か影を感じざるを得ない・・・。
日本人は単純な構造になっているから、困ってしまうとその原因を追求しようとせず、その結果だけをなんとか回避しようと努力する。その結果、回避出来れば『咽喉もと過ぎれば・・・』となり二度とその原因を問題化しない。
エネルギー問題や食糧問題等環境問題も含めそろそろ全体的に日本の将来を語りださなければならない時期を迎えているのではないか…と思うのは僕だけではないはず!!!

梅雨明け

2006-07-30 21:57:56 | 季節
やっと関西も梅雨明けを迎えた。例年より11~12日も遅れている。これから厳しい盛夏の始まり、そして残暑となるわけだが、「暑い、暑い!」とばかり言ってはいられない、ある程度暑くならないと冷夏じゃ百姓、やってられない!!!
7月の暑さに耐えると、8月の暑さは結構我慢出来たりする。北海道だと8月の声を聞くともう涼しい秋風が吹いてくるという。
これから秋野菜の播種に入るが、出来るだけ涼しいところでゆっくりと育ててあげたい。温度がありすぎると成長が早く、徒長気味になりがちだし、やっぱり徒長気味だと虫や病気に弱くなる。『苗半生』と言って、苗の時の環境で一生の半分が決まるとはよくいったものだ昔の人は。

フラ

2006-07-29 21:36:15 | 季節
今日の夕暮れ・・・村の祭り・・夏っていうとジャズやソウルって感じ???なのに、やはり村祭りには“江州音頭”がつきもの、。。。なのに…なのに今宵は何故かフラ・・・フラってフラダンスのこと(フラだけでフラダンスの意味をあらわし、フラダンスというとフラダンスダンスになってしまうらしい。フラは神への畏敬の念をあらわす神聖な踊りのようで、何かあのゆったりとした踊りの中に心が染みる感じがする。ハワイの人々の心をあらわす大切な表現手段のようです。)・・・とハワイアンバンドの演奏が・・・。
夕暮れをバックに緩やかな踊りと穏やかな音楽、なかなか夏の日の夕暮れにもマッチして、心落ち着いた夏の日の夕方の一時を過ごす事が出来まひた。かんしゃ、感謝!!!
帰りには夜店で、たこ焼き+綿菓子+ポテト+ラムネを買って、家族みんな(お姉ちゃんは学校で村祭りには欠席?!)で頬張り、子供達も大満足!!

白いトウモロコシ

2006-07-28 22:17:53 | 農業
今話題の北海道生まれの白い実のトウモロコシは、ピュアホワイトという品種です。その白いトウモロコシ「ピュアホワイト」は、フルーツ感覚で生のまま食べることができ、ミルクのような甘さとシャキッとした歯触り感が、売りのようです。甘みが極めて強く、果皮は 軟らかくサクサク感があるそうです。この珍しいスイートコーンの新品種は、つやつやと光沢があり、フルーティで甘味がとっても強くて、その糖度は17度にもなると言います!!(メロンは、だいたい16度なんです♪)
今度、北海道の友人が送ってくれるそうなので、家族全員クビを長ーくして楽しみに待っていマース!!!ただ野菜って糖度があればいいというものじゃないとは思うのですが…。

豆腐づくり

2006-07-27 21:34:55 | 料理
いよいよシバタプラセールファームの無農薬・無化学肥料の大豆100%と伊吹山系の地下水、オホーツクのにがりでオリジナル豆腐をつくりますゾッ!!!いよいよ!!
にがりの量がやはりポイント! お豆腐屋さんにはいろいろご苦労ばかりかけているんですが、この夏本番に、いろいろ試行錯誤をして頂いています。すみません、そしてありがとう!!
お豆腐づくりの第2弾は、その“おから”を100%、食品として加工すること。無農薬・無化学肥料の決して他にはないシバタプラセールファームのオリジナル乾燥オカラをつくり、販売することです。結構問合せも多く、ホンモノの自然食品として何にでも利用出来、保存性もバッチリ、こちらもお豆腐屋さんの協力を得て頑張りますゾッ!!
ご声援、宜しくお願いいたします。

やっと夏!!

2006-07-26 23:48:51 | 季節
やっぱり夏はこうじゃないと!!やっと暑くなって参りました。やれやれです!!入道雲がモクモクと、どこかで雷と共に夕立が、まだ梅雨が開けていないのが不思議なほど暑い日がやっとやって参りました。ありがとう、感謝、感謝です!!
このまま冷夏(仏では猛暑らしいですが)???ということはないにしても、百姓は心配です。自分の力ではどうしようもないことがまだまだ世の中にはいっぱいあるので心配していても仕方がないのですが、なるようになるとはなかなか思い切れない小心者なのです、・・・。
この長雨(「平成18年豪雨」で大きな被害にあわれた方々も多く、ブログ上ではありますが、お悔やみ申し上げます。)で、野菜は高騰、レタスがヒト玉千円になる勢いだとテレビやラジオで報道されると、レタス農家はさもたくさん儲けているかのように思われがちですが、棄てざるをえないレタスもたくさん出ており、天候に左右される悲しい百姓の性(サガ)を感じます。

携帯電話

2006-07-25 22:16:21 | Weblog
3年間使っていた携帯電話がついに使えなくなった・・・というのはカーソルが動かなくなり、かかってきた電話には出られるが、電話をかけたり、メールをしたり、新しく送られてきたメールの確認が出来なくなり、もう駄目だと諦め、ついにムーバ改めフォーマに←やっとフォーマを手にしたのでした。
僕にとってはムーバもフォーマも同じなんですが・・違いが現在、全くわかっていないため。携帯電話屋さんは結構混んでいる。3年前も大変混んでいた。そんなに携帯って需要があるってことなのか。モデル変更が早く、種類が多い、日々機能が進化していて、電子マネーにもなろうとしている(電子マネーっていうことは、お財布替わり?!)。
だいぶ待った後、若いお嬢さんに接客していただいたが、種類が多くってよくわからない、機種は水に落としても大丈夫(なんと30分間水深1mでも大丈夫らしい・・・ということはお風呂にもって入れる???)なのにしたが、今度は料金体系がまたよくわからない。
暗証番号が何か三つもあったり、何が得で何が損で、何年だから何%の割引と言われても・・・よくわからない。
最後にフォーマの電波は山間部では弱いので、ムーバも同時に持ち、状況で切り替えてくださいといわれ、なんと不便な・・・って感じ・・。充電器(コード)もやはり新しく買わなくては駄目で、なんやかんやで出費もかさみ、折角携帯を新しくしたのに気持ちは晴れない・・・。

資源循環のススメ

2006-07-24 21:10:25 | 循環
有機性廃棄物の資源循環をサポートしようと県政も徐々に動き出している。県には資源循環推進課という課があり、そこで『滋賀県有機性資源活用施設整備事業費補助事業の募集について』http://www.pref.shiga.jp/d/haikibutsu/ と排出業者や産業廃棄物処理業者を対象に、今秋以降設備を新たに整備する事業主に補助を少し出してくれるそうだ。
ポイントは
○県内で施設を整備し、その施設を用いて有機性の産業廃棄物を資源として活用する。
○施設の中核的技術やリサイクルシステム等において先導性を有し、他のモデルになると見込まれる。
○有機性の産業廃棄物の資源化、減量化の効果が高く、資源循環の推進に寄与し、県内への波及効果が見込める。
○公害発生の防止のための対策が講じられていること。 以上 4点
処理から活用に!!処理のコスト意識よりも、再生することで新たな商品を創造し、市場を開拓することに意識をシフト!!!

エコタウン

2006-07-23 22:07:27 | 環境
アメリカのカリフォルニア州、デイヴィス市は70年代のオイルショック以降、住民の主体的な活動のもと、エコタウンとして高い評価(そのおかげで近隣の地域に較べてその地価は4倍にも跳ね上がっている??)を受けるに至っているという。
住民の主体的な運動として「自転車システム、バスシステム、リサイクル計画、その他多くの環境や安全に関する計画」が上げられ、それらはすべて住民により始められたらしい。住民が主体的にこれらの計画に興味を持ち、提案し、実行し、市はその一部分に携わり、フォローする仕組みを築いた。
デイヴィス市の特徴は、学生が多く、住民も環境に関して理解度が深い。仕組みとして情報化社会への対応をいちはやく行い、情報公開はスピーディに怠らなかった点があげられるそうだが、上手く住民に環境、安全、住民参加型の町づくりの価値を認識させた結果、住民たちは自分達のコミュニティに自らが働きかけ、影響を与えることが出来ることを理解した成果といえる。


アグリビジネス

2006-07-22 21:52:26 | 農業
農業を経済視点でみた場合、常に経済効率があるかどうか、労働生産性は? という話にいつもなるが経済効率だけでは語れないし、労働生産性も決して高くはない!!僕達は、経済効率を上げたり、労働生産性を上げることよりももっと大切なこととして、それぞれに付加価値をつけ、入口も出口も農家が担う等の工夫をすることで、循環のサイクルを自らが築き、ひとつひとつ手間をかけ、ひとつひとつの商いは薄くとも、あまり外に儲けを出さない仕組みを考案することの方が大切だと考えている。
アグリカルチャーもやっと産業として最近みられるようになり、様々な分野の方々が参入を計画されているようだ。僕達は「決して簡単には儲かりませんよ!!」とだけは最初に伝えるようにしているが、アグリカルチャーは新産業の創出とでも呼べるほど、分野とすれば多岐に渡り、それぞれの分野の最先端の技術が相互に関連すればするほど、事業モデルとして価値のあるものとなると考えている。
例えば、照明技術と殺菌作用、微生物と酵素の働き、イオンとアミノ酸の低分子化等様々な関連があるとされているが作物学として体系化は未だにされていない。科学をベースとしたアグリカルチャーは新産業となり、環境+健康という21世紀の人類の最も重要な命題を解決する重大な鍵となりうるだろう。
アメリカ型の大規模集約型とヨーロッパ型の自主独立型、さて日本はどちらを目指すのか?日本はエネルギー問題も踏まえ、環境問題も他国の見本となれるよう遠い未来と近い将来を同時に見つめ歩みだす必要がある。これから創出されるアグリカルチャーは日本の将来が担える可能性を充分に備えていると僕達は思っている。