百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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シシャモは「柳葉魚」と書き、季節的にこの10月~11月が漁期。しかし、北海道でも8本の川の河口部でしか獲れない。
今、私達が通常、食するシシャモは本物のシシャモではなく「カラフトシシャモ」で、本名「カぺリン」といわれるもの。
シシャモの釣果が少ないため「カペリン」は以前からシシャモと呼ばれ、市場に出回っていたが、2003年のJAS法改正でシシャモの表示が違法になったため、「カラフトシシャモ」と呼ばれるようになった経緯をもつ。
現在のシシャモの流通量は2万匹、に対して「カラフトシシャモ」は25万匹といわれている。
基本的に異なる種類の魚であるため北海道の方からすると「カラフトシシャモ」と名乗られることにも違和感があるようだが、私達も本物のシシャモを一度食して「柳葉魚」の味をしっかり覚えておかないと、将来、間違ったシシャモの味だけを記憶してしまうことになりかねない。

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「藍色」は英語でindigo blueだが、「藍染め」はjapan blueといわれるほど世界に知られている。
あのラフカディオ・ハーンも日本のことを「青のあふれる国」と述べていたという。
草木染の中でも、“藍草”と“紅花”だけは全く異なった染色方法で、一度染めて後で元の色に戻すという方法をとる。特に「藍染め」は藍の葉を一度発酵させて“すくも”をつくり、大量の乾燥させた葉を保温室に積み上げ、100日間も老練の藍師がそれに対処し、次に藍建てといって“すくも”を使って染液をつくるという手間と時間をかけてつくる。
長い歴史と伝統・文化の賜物というわけだ。


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グローバル(G)とローカル(L)は相反するものなのか、はたまた共存出来うるのか?
「なぜローカル経済から日本は甦るのか」(PHP新書/冨山和彦著)の中で
・相反するものではない、しかし以前よりも関係は希薄になっている
・LとGのどちらかの選択ではなく、「LもGも」の共存共栄を目指しても不都合はない
・GとLがそれぞれ適切な戦略を進めることで、相互に好循環をつくる
と述べている。

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滋賀の中道農園では先日からアルゼンチン製の風車ポンプが悠然と稼働している。
それは緩やかな風でもしっかり稼働するなかなかの優れものです。
アルゼンチンのバンバー帯などでは、羊や牛の水飲み場用に水を汲み上げるためにこのような風車ポンプを用いるという。
省エネでしかも風景的に何とも趣きがある点から、これからの明るい農村の在り方のひとつになるのではと思うです。

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滋賀県在住の作家さんの作品
作家唐々煙(からからけむり)さんの唐々日記は http://karakaranikki.jugem.jp/ 
『曇天に笑う』は今やTVアニメ化されたメジャーな作品に。
以前なら滋賀県在住でメジャーになれるなんて思えなかったけど、IT技術の進歩が支えているのか、そんなことが現代社会では可能になっているのに改めて驚く。
そういえば、ネットの中で、さまざまな方々と交流することも可能になっている。
最近読んだ本で『日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと』という本があるが
作者 本田晃一さんのブログは  http://blog.livedoor.jp/hondakochan/  
作品で紹介されている大投資家 竹田和平さんのブログが  http://www.takedawahei.net/blog/
どちらも学びが深い。

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紅葉  


まさに紅葉、真っ最中。
紅葉は、葉に残された糖から赤い色素アントシアニンができて葉が赤くなる様をいう。
黄色い葉は、カロチノイドがクロロフィルに代わって目立ってきた結果だという。
そうは言えども、紅葉する過程で葉は光合成をしているのか?
例えば、紅くなった葉っぱは、落葉の準備に入った(葉柄の付け根にコルク質の離層をつくる)ため、光合成をする必要はなくなり、黄色い葉っぱはクロロフィルが分解される過程で色が鮮明になるため、光合成はしているが、効率は落ち糖の生産量は低下していると思われる。
基本はクロロフィルが光エネルギーを吸収する大きな役割を担っているため、これが分解されたり、なくなったりすると葉っぱは光を取り込むことが出来なくなる。

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新穀(狭くは五穀を)の収穫を神に感謝するお祭りのことを『新嘗祭』という。
米・麦・粟・豆・稗(ひえ)もしくは・黍(きび)を五穀という。
地元式典では、・鯛・鯉・野菜・キノコ・果物・お餅・昆布・お酒・御神酒・卵等をお供えした。

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昨年から捜していた「オオカラスウリ」をひよんなところで発見した。カラスウリはよくみかけるが、「キカラスウリ」や「オオカラスウリ」にはなかなか巡り会えず、特に「オオカラスウリ」は隔離分布と言われ、西日本に生息しているといわれてはいるが関西、特に四国では絶滅危惧種になっていたりする。『塊根』の部分は生薬として重宝がられ、生薬名はカロコンという。

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冬を迎える頃、湖岸では赤カブが寒風にさらされる。
赤カブは寒風にさらすことで水分が適度に抜けしなやかになる。
しなやかになったあと糠と塩で漬け込み、お正月を迎える頃に
はお漬物となる。
彦根では、江戸時代に珍しく肉を食したという。食肉用の畜産を
おこなっていたというより、牛の皮を目的にする業が主で、結果
肉が余り無駄にしないという発想から肉を食したようだが、その
肉の食べ方が味噌に漬けたり干し肉にしたという。その干し肉も
寒風にさらすことで旨味を増したという。
現在の赤身肉の熟成方法は0~3℃で湿度80%、そして風をあてる
という。江戸時代からあった知恵が現在も生きているわけだ。

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初霜  


いよいよ本格的な冬に。
冬になる前にやりたいことがまだいくつもある。
今年中にしたいこともいくつもある。
少し整理をし、スケジュール化して、ひとつひとつ成し遂げていかねば。 いかねば。

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