いよいよ明日から「TOKYO2020」東京五輪が開催される。1964年以来の夏季五輪の2度目の開催となるわけだが、本当に無事開催し、終われるのだろうか、まだまだ問題は山積していそうだ。
コロナ禍の下、開催は丸1年延期され、それでも依然コロナ禍から私たちは免れている訳ではない。コロナ禍はもとより、主催者側の演出家、作曲家、イベントへの出演予定者が開催の1週間前にそれぞれが別々の事由で辞退したり、選手村に入った選手や関係者からコロナの陽性反応が出たり、主な開催地の東京は緊急事態宣言下でありかつ状況は決して好転している訳ではない。
コロナはワクチンの普及と共に(それにしても我が国は対応が後手にまわったが)一定の均衡状態を保てる社会を築けるのかもしれないが、こういう国際的なイベントをうまく運営できない、組織づくりや課題の抽出、課題解決、リスク対応や運営手法等、あまりにもザルで、何を中心に据え、何を大切にして、何を目指してきたのかが見えない(おそらく何も議論せず、何も大切なものがなかったのだろう)日本の中身のなさにわれわれは早く気づき、ガラパゴスで良いところと悪いところ、何を直して何を確立しなければならないのかを早急に議論し前向きに検討しなけ
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