百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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今、また田中角栄が注目されているという。
というのも、その当時反田中の急先鋒といわれていたあの石原慎太郎が『天才 田中角栄(幻冬社)』を出版したり、宝島社から『田中角栄100の言葉~日本人に贈る人生と仕事の心得』という単行本が出たりして、今一度田中角栄の功績を顧みるのみならず、その天才的な判断力、研ぎ澄まされた感性、人心掌握術を現代に生きる人々に伝えようとする動きがある。
確かに金権政治はよろしくないが、戦後、日本のことを本当にここまで考え抜き、将来のあるべき姿を考察した政治家はいなかっただろう。特に中国との国交回復はアメリカの度肝を抜き、未だに中国人から信頼されている田中角栄は現代の政治をみて本当はどう思っているのだろうか?

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原さんは、
『髪と女優(伊奈もと著)』の中で、
「わたくしはどなたにも消極的だといわれますが、生まれつき欲が少ない性格なのかもしれません。おいしいものが食べたいとか、いいお家に住みたいとか、いい着物を着たいと思わないのです。
ですから損得でものをしゃべったり、行動したことはございません。自分を卑しくすると、あとでさびしくなるのでそういうことは一切しないようにしています。」と言っている。
やはり品性が大切ということかッ!!

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『永遠の処女』といわれた伝説の名女優、原節子さんが昨年9月、肺炎により95歳で亡くなっていたことが昨年11月25日に伝えられた。
今年になり改めて「原節子 あるがままに生きて(朝日文庫)」を読み返してみると、彼女の凜とした生き方が心や身体にジンジン伝わってくる。
彼女は、酒も煙草も麻雀も嗜んだ。
品行は問わないが、小津監督共々品性卑しくない人間をよしとした。
品行は直せても品性を治すことはとても難しいというのが彼等の考え方だったという。
生きざまは背負っているものなのか、いつの間にか背負ったものなのか、何故42歳で引退されたのか?引退後、日々の読書で何を想っておられたのか、まだまだ私にはわからない。




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朝陽と夕陽の違いがよく問われるが、物理的な違い(ともに波長の長い赤色光が多く含まれるという意味で)はあまりないようだ。
しかし昔から、植物の生育にとって朝陽は成長を抑制し、夕陽は徒長を促進すると言われている。
朝陽を拝む人も多くおられると聞くが、私も朝陽を浴びると何となく元気になれる気がしてならない。
ひとつは細胞がそれぞれ持つ時計遺伝子を朝陽を浴びることで調整するという研究報告もあるが、朝陽を浴びるということは朝からしっかり光があたるということで、それがまさに植物の生育を促進しているのだろう。
一方夕陽は何となく物悲しいイメージが先行するが、夕陽が残した遠赤外線効果で温度が大気中に残存し植物の徒長を促すのではないかと思われている。また以前読んだ研究では、トマトに夕陽を照射すると糖度やビタミンの含有量が増加するという結果もあるようだ。
何とも一筋縄ではいかない、植物の生育というものは。

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最近、TPPがらみもあり、国内の農業の大型化が進められようとしている。
一昨年の2014年は国連が提唱した国際家族農業年ということで、その中でハイレベル・パネルが著した『家族農業が世界の未来を開くー食料保障のための小規模農業への投資』には家族農業の持つ価値として、・食料供給の役割・女性、高齢者の雇用・相互扶助と兼業・環境負荷か小さい・社会的文化的価値の保存が明記されている。
現在最も人口が増加しているアジア・アフリカは全てが小規模家族農業経営であり、本来ならこの農業のあり方で人類を養うべきでなのではないのか、世界的には大規模農業の供給力はもうすでに限界に達している。
小規模家族農業が小規模家族農業のまま近代化し、生産力をアップした事例は我が国日本しかなく、国際家族農業年の本来の意味を考えた時、日本の果たすべき役割としては日本の今までの経験や蓄積された技術を世界に伝えることを実は期待されているのではないだろうか。

※参照「北海道の守り方(寿郎社)」2016/01/08紹介

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昨日の寒気団は奄美大島では115年ぶりに雪を降らし、中国地方や九州地方では記録的な大雪をもたらした。
滋賀県の北部では結構積もったが、南部では低温注意報は出ていたものの積雪はなかった。
遠目でみると雪景色は何とも綺麗だが、足元に溶けずに残っている雪は何とも面倒なものだ。
大きな道は除雪されていもののが一旦脇道に入ると、雪はまだ残っており、それは積もっているだけでなく凍結している。
そう考えると“水”はほんと不思議だ…凍ったり、溶けて水になったり、蒸発する。それが日常の空間の中で行われる。
河の水は流れ、川辺の石には雪が積もっている。石から流れ落ちる水は氷柱になり、強い太陽の光を受けた氷上からは湯気が上がっている。

※写真は本日(16/01/26)の伊吹山

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昨日、本日と氷点下の朝を迎えている。
朝の寒いのはまだ良しとしても、日中気温が上がらないのは何とも厳しい。
その上、昨日は風も強く、圃場の仕事もなかなか思い通り進まない。
しかし圃場に出ると、こんな寒い中でも植物達は元気に育っていることに改めて気付く。
大寒も過ぎるともう植物達は春の準備に入っている。
人間達は、この寒さに右往左往しているというのに。

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日本企業の経営者層に浸透する利益の増大、カネ儲け至上主義が価値観の倒錯をもたらしているその現象を筆者・柳田邦男氏はかつて「日本病」と名付けた。
今回の長野で起こったスキーツアーバス転落事故、食品廃棄物の横流し事件、他にはワタミの女性従業員の過労自殺や東日本大震災で被災した道路工事を巡る談合事件、東芝の不正経理問題等、全てを今回も「日本病」と一刀両断した柳田氏だったが、本当に企業の社会的倫理の崩壊「日本病」とだけでこれらの事件、事故の原因と言えるのだろうか。
私にはもう企業の経営者層だけの問題ではない気がしてならない。日本の企業、企業経営者だけではなく、そこで働く人、その事業に何らかのカタチで関わる人、そのサービスを享受する人、全ての人達に“カネ”に左右される風潮が見受けられ、私は“カネ”が全ての価値に置き換わるようになりつつある現代社会に大きな危機感を覚える。

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自然界に漂っている微小なプラスチック類のことを「マイクロプラスチック」と呼ぶ。
特に海洋環境においてその存在は問題視されており、日本列島近海のその汚染状況は特筆するに値するといわれている。
というのも東南アジアの各国から排出された大量のプラスチックが海流に流され粉々になりながら日本近海へと流れてきているというのが研究者の見方で、このままだと生態系に影響を与えかねないといわれている。

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「儲かる農業」
そんなもんがあるのならみんなやってる⁈
「儲からない農業」
そんなもん、誰もしない!!
なかなかお金では測れない農業。
ただのお天道様とただの水と広い大地に支えられ、そうはいえども日々精進が必要な農業の中に、あなたは楽しみを見出せるか?
「儲かる農業」ではないが、「楽しい農業」の提案は出来ないか。資本主義社会
を新たに社会の再構築は出来ないものか? 今年はゆっくり考えたいものだ。

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