百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



バンクーバー冬季五輪が終わりを迎え、
次は南アフリカで行われるワールドカップサッカー!!
そんな中、宮里藍さんが米ツアーで開幕2連勝の大快挙!!
日々精進し、今や世界で通用する大選手に!なんとも凄い!
そんな中、一昨日のフィギュアでの真央ちゃんの頑張りに、
韓国のキムヨナ選手の演技中に転んでほしい?!と少し願った
自分がいた。
そういえば、2005年に行われたあるトーナメントで、あのタイ
ガー・ウッズのライバルがパットを外せば、自分の優勝が決ま
るというシーンで、彼は、普通ならば「入るな!」と願うシー
ンで、相手のパットを「入れ!」と願ったという。結果は、相手
がパットをミスして、タイガーの優勝!!
このタイガーの考え方こそ、「夢を実現する脳」といい、肝心
な時にパフォーマンスをしっかり発揮することができるという
話を聞いたことがある。
相手の不幸を願うより、相手の幸福そして自分の幸福を願うことが
大切なのだろう。勿論、誰にも負けない厳しい練習の結果として。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




秋代ふゆみずたんぼが春の訪れを感じさせてくれる。
私たちは無農薬・無化学肥料の農法を進める中で秋に軽く代かきをして冬の間に水をしっかりはっておく“秋代ふゆみずたんぼ”を推奨している。
“秋代ふゆみずたんぼ”は
・耕さない←不耕起
・イネの力を活かす←できれば直播で
・水を張る←冬期湛水(冬の間、水を張っておく)
・草が生えづらくなる←他の草に勝つ稲を育てる(トロトロ層の形成を促進し)
・害虫が少なくなる←生物多様性の中で(あくまでも自然の力を頂き)
・自然によりちかい←環境負荷を出来るだけ避け(収量アップよりも、味が決め手)
・古くて新しい農業技術←技術として江戸時代の「会津農書(貞享元年1684年)」に記されているが、そこに現代の技術を加えることで、より確実なものに
私たちは、こんな方法も21世紀型の農業の一つのカタチだと思っている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




  『春のからっ風』
春だというのに 北風にあおられ
街の声に せきたてられ
彼らに会わないから 追いまくられ
さすらう気は さらさらないのに
誰が呼ぶ声に こたえるものか
のぞむ気持ちとうらはら
今はただ すきま風を手でおさえて
今日の生き恥をかく
・・・泉谷しげる・・・

懐かしい唄を想い出した。

話は変わるが、「人間の歴史は紫外線との闘いにある」
という先生がいるが、よく考えると植物達も同様である
ことに気がつく。
植物も紫外線によって、DNAに損傷を受けたり、生育を
阻害されたりするが、ポリフェノール等植物内部の成分
を自ら変化させ自己防衛する機能も有するようだ。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




美味しいお米とは、・・・。
その栽培方法は勿論のこと、管理方法、精米方法、炊き方等々、人の口に運ばれるまでの細部にまで関係してくる。
栽培方法は、無農薬・無化学肥料。精米も炊き方もある程度の高いレベルで統一できるが、その管理方法はまだまだ検討の余地があるように思われる。
例えば、籾貯蔵。農家的にいうと出荷する前には籾摺りをして、精米をするという通常の作業は2倍になるが、食味はこちらの方が断然良い。
また、昔ながらのはざかけ等は旨みを増す。
手間をかけて育てているのだから、手間を惜しまない管理方法を学び、丁寧に料理をしてくれるお店やお家の方々とお付き合いしたいものです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




機能性野菜という言葉を最近よく耳にするが、本当にそういう野菜を望んでいる消費者はどれほどいるのだろうか。
特別にビタミンB12やスルフォラファン、リコピン、β-カロテン等々が多く含まれる野菜は実際には存在するが、抗酸化性や解毒性だけではインパクトは薄い。
一方、2005年に超大量のビタミンC(25g~75g)を点滴投与するとがん細胞に効果があるという研究発表がなされ、現在はNCI(アメリカがん研究所)とNIH(アメリカの厚労省)とFDA(アメリカ食品研究所)の三者で共同研究が始まっているという。
どういう方を対象にし、それはその方々にとってどういう価値があるのか、我々はもっともっと試行錯誤し、消費者の立場に立った商品(農作物)開発が大切なのだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




環境にやさしい農業って・・・そういう話になると農業自身が環境を壊している、つまり環境保全型農業はナンセンスだ!という話に陥りがちだが、極論ではなく出来るだけ環境負荷を少なくして持続可能で、多様な生物は勿論地球全体にやさしい“農”のありかたについてはしっかり方向性を議論し、そのアプローチの方法も含めて多方面から検討を繰り返した上でみんなで理解し納得した中で進めていくことが大切なもののような気がする。
つまり独りよがりではなく、但し現実実現性のないものも無意味で、一部の思い込みでも駄目だということをしっかり認識した中で、ひとり一人の役割、ひとり一人の成果責任を明確にした中で進化させながら進めていくもののような気がしている。
全員では出来ないかもしれない、一部の地域での模範事例(成功事例)が必要なのかもしれない、長い眼でみたときに我々が求めてきた効率の先にあったものはなんだったのか、これから先には我々は何を求めるのか、出来ることから始めよう。はじめないことには始まらない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




急に暖かくなると体調管理は逆に大変になる。
春はそこまで来ているのだが、決してこのまま穏やかに春を迎えることは出来ないだろうから、やはり寒の戻りにたいしても気持ちの準備をしておかないと・・・。
でも春を迎えるにあたって、百姓はソワソワしてしまう。あれもしたいし、これもしたい、でもそんなに焦ることはない、ゆっくり、しっかり、じっくりと今年も頑張ろう!!
話は変わるが、寺島しのぶさんがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。寺島さんといえば、言わずもがな藤純子(富士純子)さんと尾上菊五郎さんのお嬢さん、藤純子さんはなんといっても「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子さん、なんとも日本映画の憧れの女性・・・。と話はそれたが、ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞の授賞といえば、あの今村昌平監督の名作「にっぽん昆虫記」の左幸子さん、熊井啓監督の「サンダカン八番娼館望郷」の田中絹代さんに続く快挙。ということは、あの若松孝二監督もついに巨匠に!!我々の若い頃は「ピンク映画の黒澤明」と呼ばれていた若松監督、バンザイ!!



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




品格とは「情緒」と「形」を重んじる心を持つこととお茶の水女子大学の藤原教授は『国の品格(新潮社)』の中で語っている。
「情緒」と「形」が大事な理由として
◇普遍的な価値・・・他人が尊敬の念を抱くような価値をもつこと
◇文化と学問の創造性・・・独創性や美的感覚が大切、根底に「情緒」が必要
◇国際感覚・・・外国語を話すことが大切なのではなく、何を身につけているか(伝統や文化)が大切
◇人間のスケール・・・論理ではない総合力、総合力には美しい「情緒」と「カタチ」が大切
◇人間中心主義ではない・・・自然と決して対立関係にはならない、決して人間が一番ではない
◇戦争を無くす手段となる・・・自然との調和、「対立」ではなく「共生」の姿
の六つを掲げている。
今一度、自問自答してみたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昔、うめまつりが唄っていた「北山杉」がラジオから流れていた。
なんとも懐かしい。
京都を唄った歌は様々あるが、どちらかといえば京都の各地の地名が入っていれば、それなりに情緒が醸し出されるからなんとも不思議だ。
かぐや姫の「加茂の流れに」も有名だが、どちらかというとタンポポの「嵯峨野さやさや」の方が地元ではしっくりくる。
中でも、うめまつりが唄った「北山杉」は
『四条通りをゆっくりと 君の思い出残したとこを 
 黒いダッフルコート着て 背中丸めて歩いてます
 あの頃 ふたりは 清水の 長い石段 登って降りて
 青春色の京都の色を じっとじっとみつめていました』


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




本当に勝てば、・・・それだけで良いのか?
スノーボード男子HP代表の国母さんの服装問題が国内ではオリンピック競技以外で話題になっているが、「本当に勝てば誰も文句は言わないはず・・・」というのか、「メダル、取ってれば・・・」という人がいるが、本当にそうなのか?
国の代表として、と考えるとやはり品格が必要な気がする。
品格とは何か? そういう議論になるのかもしれないが、何か凛とした雰囲気というか、上品さというか謙虚さというか、毅然とした姿勢が大切だと思う。
武士道、葉隠の精神のようにとはいわないが、ファッションと競技とは異なると思うし、武道、国技・・・とは異なるが国の代表ということで何か律しないといけない気がする。そのいけない気がする、危険な状態にあることに大人達は気がつかなければならないし、子供達をしっかり導かなければならないことを理解し、先ずは大人が正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると、はっきりものが申せるようにならなければならないのではないかと思う。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ