百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



タンパク質は温度や酸によって変性するが、カタチが変わるだけで、中身(成分やアミノ酸の状態等)はどうなのだろうか?
よく言われるのが牛乳は殺菌方法によってタンパク質の性質が変わってしまう、その変性の影響で脂肪やカルシウムの摂取量が変わってくるといわれる。
それではお肉や豆腐はどうか?
お肉は加熱調理するとタンパク質が変性するだけでなくアミノ酸も壊れてしまうという人がいる。
では豆腐、豆腐はというと大豆を加熱しタンパク質をわざと変性させ可溶性部分を熱湯で抽出し、ニガリで沈殿、凝固、成形したもので、こちらはタンパク質の熱変性という特徴を生かした固めた食品ということになる。
カタチが変わっても、成分は変わらない、もしくは少し変わっても保存性がよくなる等先人の工夫に知恵が隠されている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




最近facebookをこっそり始めたが、facebook、twetter、youtube等どんな活用方法があるのか、まだ全くよくわかっていない。
確かにfacebookでいろんな方と繋がることは出来るかもしれないが、情報交換なら他にいろいろな方法があるし、結構オープンな点は面白いと思うが、日々の簡単な情報のやりとりだけでは・・・。
twetterもその瞬間瞬間を上手くつぶやく人はいる(大阪マラソンでも走りながら実況する人がいるくらい)が、なかなか自分にそれが出来るかという・・・。
茂木健一郎さんのようにblogやtwitterを巧みに操れる人は凄いと思うが・・・。
写真家で登山家の石川直樹(naoki ishikawa)さんは 自分の登山行程をblogに綴る、その目的はその瞬間瞬間を刻みたい、すべてを記録することにあるという。
情報に流されず、情報を活かす、・・・もっと考えてみよう。
※一昨日の秋晴れのもとの近江富士(三上山)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




仏教でいう「空」には、宇宙の意味があるだけではなく、「不増不減」の意味があるという。
広く捉えると「宇宙」とか全体性のようなすべてを包含した意味と同様だが、全体を大局にみる見方をいうようだ。
例えば「コップの水が無くなった」
何処にいった?!といっても、
・誰かが飲んだ
・誰かがこぼした
・水蒸気になって蒸発した等々
いろいろ考えられるが、水の総量は地球全体からみると何も変わっていない、
ということに気づく。
そしてそういう考え方が、生じたり滅したり、垢がついたり清らかだったり、増えたり減ったりしないという「空相」に繋がるという。
なるほど!!そう考えると量子力学でいうミクロの状態にも通じるものになり、「無分別智」という考え方に至るようです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


渋滞  


渋滞がなぜ起こるのか?
交通渋滞は通行車輌の数が多くなりボトルネックを起こす現象のことをいうが、「さて渋滞とはどれだけの車輌増でおこるのか?」という人がいた。
少し考えてみると、わかることだが「赤信号で車は止まる、その止まる車輌数が毎回増えると1台の車の長さを仮に7mすると7m×○台というになり100mの車輌の渋滞はなんのことはない14台の車で起きてしまい、毎回信号で止まる車が数台づつ増えるだけで簡単に起こる」というのがその方の答えだ。
なるほど雨の日の朝、田舎でも駅へ続く道路は異常に渋滞する。おそらく普段車を使わない人が数十名車を使用するだけで混雑することはよくわかる。ただ、少し信号機の時間を長くしたり短くしたりすることで渋滞を回避することができないのか?
不思議に思う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




サフランはその昔、古代ギリシアでは、王族だけが使うことが許されたロイヤルカラーとされた時代があったというほど貴重なものだったという。
栽培方法は意外と簡単で、今の時期に球根の状態でお持ちの方ならそのままにしとおいていだだくだけで、花が咲きます。光にあてると葉も出てきます。
サフランは“めしべ”をとって乾燥しスパイスとして活用する以外に、鎮静、鎮痛等生薬にもなるそうです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨夜関西に、今日は関東に木枯らし1号が吹き、秋の到来を告げた。
今年は10月に入ってからも暑さが残ったため、季節と共に吹く木枯らしに少し安堵する(関東は昨年も26日に吹いた)。
折り折りの季節にそれぞれの良さがあり、それぞれの役割がある。
それぞれが役割を持つが故に“勿体”となり、その役割を果たせずにいることを“勿体ない”という。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




和歌山、橋本といえば「柿の葉すし」!
橋本は、あの世界遺産“高野山”の登り口にあたり、柿やミカン等果物の産地であり、町の至るところに柿やミカン畑、ハウスが点在する。
橋本は海から遠く離れ内陸にあたるが、その昔、紀ノ川が水路となり様々なものが運び込まれたという。その際に浜塩で塩漬けされた魚に米をあわせ柿の葉でくるんだことが「柿の葉すし」の起源であり、「柿」は橋本の名産、その「葉」は殺菌の効用から用いられた先人の知恵の産物。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


霜降  


京都では時代祭が終わり、鞍馬の火祭りを迎えると、本格的な秋が来ると言われている。
今日は霜降(そうこう)、文字通り、そろそろ霜が降り、紅葉の美しい秋が訪れる。
寒くなると野菜達は育ちこそ遅くなるが、ほうれん草等葉物野菜は寒さで甘さを増すものもあり、それはそれでまた頼もしい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




なかなか漢字について考える機会はないが、たまたま「漢字百話(白川静著)」を手に取り「農耕の儀礼」という項目を読んでみると改めて自分の誤った認識に気がつく。
例えば、「男」とは「田で力仕事をする人」という意味ではなく「農地の管理者」という意味のようだ。というのは「力」は筋力を示すのではなく「協力、共同耕作」を表しているようで、「力」の基本は「鋤のカタチ」で「祈り」の意味の「口」を添えると「加」になり、「加」は鋤を清める儀礼を示すという。
天候は我々にはどうしようもなくただ祈るしか方法はないが、虫害等は農具等を清め、邪気を祓うことで神聖さを保とうとしたという。また「どこの国のことばでも、農業ははげしい労働を意味する語と同義とされているが、労働という語もまたすきの形を含んでいて、農耕を意味する語であった。」とも書かれていた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




図書館に返本に行った際に、偶然、小島先生に出会い、「住友別子銅山の環境対策」について畑先生の講演があると伺い、午後からまた図書館へ向かい、戦前の鉱山の公害対策についての話を聴く機会に恵まれた。
たまたま地元に由のある広瀬宰平と伊庭貞剛は、住友の初代総理事・二代総理事であり、新居浜では未だに英雄であり、住友財閥の基礎を築いたことは知られているが、住友別子銅山における公害問題を・日本初の拝煙脱硫装置を導入・煙害山地への植林等々の実施でクリアし、のちの肥料事業(住友化学)、のちの住宅事業(住友林業)等々へ発展させたことの詳細を教えて頂き、対策→環境ビジネス、持続性のある企業のあり方等々のヒントにふれることができた。感謝です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ