百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
ビジネスブログランキング
 



『蔵しぼり』という酒粕がスーパーで売られていた。レジの前に置いてあったが、大丈夫なんだろうか?
今日みたいに暖かい日は、…少し心配。

話は違うが、
「喧々囂々」(けんけんごうごう)は、大勢の人達が勝手に喋り、ガヤガヤとうるさいさま、
「侃々諤々」(かんかんがくがく)は、正しいと思うことをどうどうと主張し大いに議論するさま、
喧々諤々(けんけんがくがく)は正しい使い方ではなく、「喧々囂々」と「侃々諤々」を混同した誤った使い方、なんとも日本語はややこしい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




アスパラガスには長年栽培出来る楽しみがある。
写真は5年もの、まだまだこれからが楽しみだ。
根には水分を吸うモノと養分を吸うモノがあるといわれているが、僕にはまだよくわからない。
病気にも弱いようだが、肥料を少なくすると病気にもあまりかかないで済むようだ。
話は違うが、江戸時代の人口の不思議について少し、…。
江戸時代の前半は人口増加が著しく、後半は少子高齢化となり人口が安定する。結構、その時代は今の日本に似ている。
人口が増えなかったポイントは、・長男相続・食糧生産の停滞・エネルギーの自給自足・戦争をしなかったこと等といわれているが本当にそうなのだろうか?
・長男がすべてを相続することで嬰児の殺害等人減らしが頻繁におこなわれたというが、一部ではあったようだが、二男や三男は田舎を後にし都会へ出たとも言われている。・食糧生産の停滞は江戸時代前半の水稲の規模の拡大で冷害等が起こった際には対応できず飢饉が生じた事実は何度もあったようだ。・エネルギーの自給自足には現代社会も学ばなければならないが、国内で自給自足の体制が採られていた点(海外からの輸入なしで)は評価に値するが人口の安定と直接関係しているようにはあまり思えない。戦争をしなかったという事実はあるがそれが人口の増加を阻止したとも思えず、鎖国が影響したのでは…という説もあるが、海外で流行していたペスト等の被害にあわなくて済んだという点で極端な人口の減少は避けられたと考えるべきで、安定に直接繋がっているとは言えないだろう。
そう考えると、食糧の安定が人口の安定を規定し、食糧の増産失くしては人口増加は考えられないということなのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今年はやけに雨が多い。
こんな年の春はどんな天候になるんだろう? 少し心配だ。
今日は「2.26」、あの事件から79年を数える。陸軍の青年将校たちが軍や政治の腐敗を改めようとして起こした二・二六事件は、あの映画「動乱」(高倉健さんと吉永小百合さんの共演作)においては結構同情的に撮られていたが、実は軍内部の対立によって起こったクーデターであり、あまり手法として正しかったとは言い切れない。
怒りで物事が解決出来れば確かに手っ取り早いかもしれない、もうどうしょうもない堪忍袋の緒が切れただけで決起された訳ではないだろうが、何かもっと“武力”ではない手段を選択できなかったものなのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




イギリスの議会では難病「ミトコンドリア病」で出産を躊躇っておられる方を救おうと、正常な核に取り巻く異常なミトコンドリアを排除し、健全なミトコンドリアを他者から譲り受けて卵子を合成(遺伝子組換え)することを合法化しようという動きがあるという。
ミトコンドリアは細胞の中でも発電所的な機能を発揮し、エネルギーを作り出すと言われているが、一旦正常な役割を果たさなくなると、大量のエネルギーを必要とする脳や筋肉・心臓などに障害が現れるほか、視覚や聴覚に異常をおよぼす場合がある。
ミトコンドリアの歴史は古く祖先は細菌といわれているが、細菌と核の共生が細胞の中で起こっており、メンデルの法則に沿わないミトコンドリアは母性遺伝といわれて、あくまでも女性の形質を引き継ぐことになるというのが現在のscienceではわかっているが、卵子の核と関係のない第三者のDNAが与える影響は厳密には明確になっていない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




香りを科学すると、結構面白い。
香りは、先ずは脳に伝えられるといわれており、瞬時に伝えられた香りの分子はあくまでも感覚(感じる)として伝わり、脳の考える部分を通らないようだ。
一方、気管から肺に入った微量の香りの分子は血液を通じて全身に行き渡り、各部分の働きを活性化させるという。
鼻をつまんで食事をすると何を食べているのかわからないことがあるといわれているが、これは舌だけでは食べ物の識別をするのは難しく、舌はどちらかというと特徴が著しいひとつの味だけを脳に伝える仕組みとなっているようで強い味が脳の記憶として残るといわれており、香りをまずは頭で感じて過去の記憶から脳でその美味しさを再形成した上で舌で確認する作業をわれわれ日々行っているという、なんとも面白い。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




気候が少し穏やかになると、百姓は何故か気持ちだけが急く。
気持ちだけなのだが、何とも言えない高揚と期待、不安と焦りが交錯する。
植物達を見ていると、結構準備万端って感じで、誰よりも先頭を切ってと思っているモノよりも、今年も一年何とかよろしくお願いしますって感じのモノの方が多く、大半は高鳴る気持ちを抑えながらも、しっかりじっくり勝負しようという。

「どこかで春が」 百田宗治

どこかで「春」が生まれてる
どこかで水がながれ出す

どこかで雲雀がないている
どこかで芽の出る音がする

山の三月東風吹いて
どこかで「春」が生まれてる

百田宗治さんといえば、戦後間もない1947年に小学校5年の国語教科書に採用された「じゃがいもをつくりに」が何とも心をうつ。
戦争で開拓民であったお父さんが亡くなり、お母さんと二人で一度は北海道を後にする。いつかまた北海道に戻って農業をしたい、北海道は希望の大地だと熱い想いで語る詩には共感する。
でも国は何を求めて教科書に掲載したのかは、わからないが・…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日は2月22日、ということでなかなかゴロがいい。
立春と啓蟄との間で、そろそろ春の胎動を感じる“土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)”の頃、春も近いということになる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今朝久しぶりに霜が降りた。
もうすぐ「春一番」が吹く時期を迎える。
「春一番」と言えば、あのキャンディーズの名曲、しかし著作権の問題で最近はあまり聴くことができなくなったしまっていた。
こちらは音楽界と放送界のあり方、レコード協会と著作権法の関係にメスを入れる必要がありそうなのだが。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




50年先をみて仕事をする。
昔の人は、子供ではなく孫の代の為に植林をしたという。今でも、果樹農家は次世代の為に苗を植える。
今の日本で50年先をみて仕事をしている人ははたして何人いるだろう?
今だけよけれは良い、今の自分の世代だけなんとか保って欲しい。でもこれから生まれくる子供達はどうすれば良いのか?現在生きている我々とは関係ない、またその時代時代で頑張れば良いと果たしてほんとうに言い切れるのか?
今の心境は1980年に「生まれくる子供たちのために」を歌ったオフコースというよりも
1970年に「誰が汚した、誰が汚した」と「しんしんしん」を唄ったはっぴいえんどの方が何故かしっくりとくる。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




長いこと生きていると時々、あれっと思う場面に出会うことがある。
今日、写真のように山に虹がラッピングされることがあった。
一瞬というか、一時というか、あれっと思っているうちにその場面は変わるのだが、何とも不思議なひとときだった。
“風冷え(かざびえ)”という言葉を今日初めて聞いた。長い間生きてきたが、まだまだ知らないことはたくさんある。
いいことなのか、悪いことなのか、まぁ良いこととすると人生もまた楽シ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ