百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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「米中の貿易摩擦が日本の豚肉市場へ影響を及ぼす」という。
いつの時代も弱いところにしわ寄せがくる。

麻生さんがいう〇〇よりも大切な『TPP11』は日本の農業を根底から壊そうとしている。
『TPP11』は3月チリで署名式が行われたが、安倍自公政権は6月中旬にも国会での批准手続きを終える予定だ。
現在、カナダ、豪国、NZは米国抜きで関税がどんと下がるので絶好の農産物輸出の好機到来と各国のメデアでは大歓迎の報道ぶりだという。
当初カナダは渋っていたが、トルドーも安倍総理の大盤振る舞いに大喜び、2月16日の政府試算では豚肉を中心に日本政府の影響試算、1500億円を1国の輸出で賄うという。
NZも乳製品で、豪国は牛肉で初年度から倍増の試算を。日本政府は対策を打つので、900億円から1500億円の輸入増に止まると説明している。
政府には対策の具体策はなく、影響はないとしたトマト等の野菜だけでも、関税引き下げで東大の鈴木宣弘教授の研究室の試算では、992億円になるという。
結局、TPP、自由貿易、グローバリズムで儲かるのは多国籍企業と富裕層だけ。
自由貿易をやめよう!というのではなく、日本の農業をどう位置づけたいのか?100年後の日本の国土はどうあるべきと考えるか?様々な方面からまずは“あるべき姿”を議論し、みんなで“あるべき姿”を見定めた中でもひとつ一つ丁寧に進めてほしいものだ。
〇〇で大切な時間をロスしている場合ではない。

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萌え  


萌え(もえ)とは本来の日本語では、草木の芽が出る(伸びる)様を言う。
『もえぎいろ』(萌黄色)は萌葱とも萌木とも書き、日本伝統色では黄緑色を表す代表的な色合いのこと。
暖かい春に一斉に萌え出る木々の新芽の色で、眩しいくらい彩度が高く、生命のエネルギーを感じさせる色でもあり、なんとも私たちに活力を与えてくれる。
桜が関東でも関西でもいきなり満開になり、好天が続いている毎日だが、少し気をつけて樹々の新芽に目をやるとなんとも活力のある樹々の芽吹きに出会うことができる。

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「花」といえば、日本では「桜」
中国では、「桃」や「菜の花」を指すことが多いようです。
日本でもその昔、万葉集や平安時代は「梅」を指すことがおおかったようですが、この「梅」は世間一般的ではなく貴族等限られた人達だけが愛でていたようです。
そんな中国でも最近は「桜」の人気が高く、「桜」を観ようと行列が出来ているところがあるようです。湖北省武漢にある東湖公園の桜は、田中角栄元総理から周恩来元首相の夫人に贈られた桜が植えられたことが始まりのようで、今では60種類、1万本以上の桜が植えられ、多い日は1日8万人も来園する名所となっているという。

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「行き道は精進にして、忍びて終わりて悔いなし」というのは高倉健さんの座右の銘だという。
『我行精進 忍終不悔』
「行き道は精進にして、
忍びて終わりて悔いなし
たとえどんな苦難に身を沈めても、
さとりを求めて耐え忍び、修行に励んで
決して悔いることはない」
これは『阿弥陀如来様のお言葉』でもあるようです。

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「クリスマスローズ」といわれながら、クリスマスの時期には咲かず、春の始まりに咲く。
ローズといいながら、バラ科ではなく、
花のように見える部分も、実は花ではなく、萼片(がくへん・・・いわゆるヘタのような部分)と呼ばれている部分で成り立っている。
有茎種と無茎種があり、実は交配もしやすいようだ。
本来ヘラボラス属の中の『ニゲル』という種のみが12月に開花する「クリスマスローズ」だったが、日本ではヘラボラス属全体を指すのが一般的で開花時期は12月〜4月までと幅広い。

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東京では一昨日、大阪では本日、気象台が『桜(ソメイヨシノ)が満開になった』と発表した。いづれも平年よりも10日も早い『満開宣言』となった。
基本的に『満開』は八分咲きぐらいで宣言されるようだが、この分でいくと4月の入学式のあたりではもう桜の花は散ってみずみずしい緑の葉が花のかわりに樹々を覆いはじめているのだろうか。
今週は随分暖かくなるようで、寒暖の差のある日々が続きそうだ。そろそろいろいろな花や新芽が私たちの眼を楽しませ心を和ませてくれる。

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「春の霜」は季語である。
立春の後でも降る霜のことを指すが、「春霜(しゅんそう・はるじも)」「遅霜(おそじも)」「晩霜(ばんそう)」などの表現方法が他にもある。
朝は冷え込んでも日中は気温も上がり、風がないとなんとも過ごしやすい春の様相を呈する。
好天が続くと、夜間に放射冷却で温度が急激に下がるため、霜が降りやすくなる。
季節は移ろう、そんな季節にしなやかに寄り添っていたいものだ。

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今日はいよいよミツバチの巣箱(2018/03/18)の設置を行う。
ポイントは南向きで日当たりはよく風あたりは少なく、少し開けているところで、当然人通りのない杉や桜の樹の下。巣箱の中はバーナーで焼き、外は墨汁で黒く塗り、ブリキのトタンで屋根を誂え、入り口や内部、周辺の木々や葉にニホンミツバチの蜂蜜を塗り、ミツバチ君達に少しでも早く気づいてもらえるように準備をする。
今後は1週間から10日間に一度チェックをして、巣箱に1日でも早く分蜂が入ってくれることを祈りつつ首を長くして待つことにする。

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首都圏の子どもがいる主婦(1960年以降の生まれ)を対象に食卓の実態を調べ続けておられる大学の先生がおられる。
それは大正大学の岩村暢子客員教授で、1998年以降413世帯の1週間の食卓を写真で記録し「核家族」から「個族化」する家族のカタチ、人の価値観の変移を見える化された。
写真の新聞記事は「アレルギーを控えた食事を心がけている」という主婦の1週間の食事を写真で記録してみると、『毎朝牛乳や小麦系の朝食を出し、夕食も同様で子どものアレルゲンを避ける配慮は1週間に一度もなかった』という事実が明らかになったという。
百姓がいくら美味しいお米を栽培しても卓上には麦茶、炭酸飲料、牛乳などの飲み物が目立ち「食べ物は流し込み」、お米は「味がない」「苦手な食べ物」に成り下がっているという。
「パンやシリアルの朝食が増え、味噌汁は必然的に減少。夕食も冷たい物を飲みながらの食事で汁物ななくても良い。」という。
家族の関係、働き方、暮らし方が変わって行く中で、食材や料理、器や保存方法など、手間をかけたくない気持ちはわからないではないが、食が人の身体をつくり、食卓が家族を繋ぐことを今一度考えてみたい。

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今朝は数十年ぶりに墨を磨る。
最近、十数年ぶりに万年筆を使い始めた。

万年筆は筆圧を問わないので、慣れるとすごく使いやすく、疲れにくい。
良い墨は「溌墨」と呼ばれるように、濃くて艶やか、サラッとして粘り気がなく、油のように光沢があるのが望ましいという。
こちらも変に力を入れず、力を抜いてゆっくり磨るのが理想的なようだ。

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