yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

高祖父 玄孫

2022-09-15 06:20:23 | 歴史
父の父が祖父、祖父の父が曾祖父、曾祖父の父が高祖父。つまり高祖父は4代上の父です。父という字の替りが母であってもいいのです。高祖父より上の代になると名称がありません。
子の子が孫、孫の子が曾孫、曾孫の子が玄孫(やしゃご)です。
つまり4代下の子供です。5代下が来孫(らいそん)、6代下が昆孫、7代下が仍(じょう)孫、8代下が雲孫(うんそん)です。これより下の名称はないそうです。人の寿命による制約のために高祖父と玄孫が実際に対面できるのは、難しいといわれています。
江戸幕府の8代将軍の座を争ったのは、紀州藩5代藩主・吉宗と、尾張藩6代藩主・継友ですが、両者は徳川家康の玄孫同士でした。結局、吉宗が勝って8代将軍になりました。一方、高祖父の二人が総理大臣というすごい家系の人もいます。元フィギュア-・スケ-ト選手の八木沼純子さんです。八木沼さんの母方の高祖父の松方正義は4代と6代の総理。また同じく母方の高祖父の山本権兵衛は16代と22代の総理大臣です。
また、鎌倉時代後期には、足利尊氏と新田義貞というライバルがいて日本の覇権を争いました。二人共、清和天皇の子孫の源義国の雲孫(8代下の子)でした。兄弟は勿論、子孫同士がライバルになることはよくあるようです。

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