去る7月31日、北海道苫小牧沖で、商船三井フェリー「さんふらわー だいせつ」に火災が起きました。乗員22人・乗客71人合わせて93人は無事に脱出できましたが、1人の行方がわかりませんでした。8月3日に、火元と見られる火災現場の近くで遺体が発見され、2等航海士の織田邦彦(おりたくにひこ)氏、44歳と確認されました。
織田さんは、消化活動に向かったまま行方不明になっていました。織田さんは「やさしい人で船員の信頼もあつかった。まじめで正義感と責任感が強かったので危険な場所まで行ってしまった」とみられます。織田さんの母、靖子さんは、「息子は職務を全うしてくれた。責任感の強い子だった。誇りに思っているし、褒めてやりたい」と話したそうです。織田さんの殉職に対して、謹んで哀悼を申し上げます。
船長は、織田さんを除く乗員と乗客の脱出を指揮し、それを見届けた後にフェリーから脱出したそうです。すべての退船行動は整然となされたということです。
当然のことかも知れませんが、緊急事態において、責任者としての模範的な行動をとられたと思います。
織田さんは、消化活動に向かったまま行方不明になっていました。織田さんは「やさしい人で船員の信頼もあつかった。まじめで正義感と責任感が強かったので危険な場所まで行ってしまった」とみられます。織田さんの母、靖子さんは、「息子は職務を全うしてくれた。責任感の強い子だった。誇りに思っているし、褒めてやりたい」と話したそうです。織田さんの殉職に対して、謹んで哀悼を申し上げます。
船長は、織田さんを除く乗員と乗客の脱出を指揮し、それを見届けた後にフェリーから脱出したそうです。すべての退船行動は整然となされたということです。
当然のことかも知れませんが、緊急事態において、責任者としての模範的な行動をとられたと思います。