クイズを2醍 出題します。父親と息子が同じ車に乗ってドライブをしている途中、交通事故を起こし、二人は大怪我をして、救急車でそれぞれ別の病院に運ばれました。息子の前に出てきた医師は「これは私の息子です」と言いました。医師の言葉に嘘はありません。医師がそう言ったのはなぜでしょう。
この問題は、医師は青年の母親だったというのが答です。「これが私の息子です」と言う立場にあるのは青年の父か母のどちらかで、父は他の病院に運ばれていますから残るのは母親ということになります。外科医は男性というイメージに誘いこまれると、それが壁になって簡単な問題が難問になります。
さて、次の問題です。黒い豆と白い豆を混ぜて一つの鍋で煮ました。煮上がったので黒豆と白豆を分けましたが、二、三秒もかからなかった、なぜでしょうか。
「黒豆と白豆を混ぜる」は黒豆と白豆が半分ずつという思い込みをしがちです。黒豆は一粒
だったというのがこの問題の答です。
思いこみや先入観により、問題が難問になってしまう例です。
織田正吉 「笑いのこころ ユーモアのセンス」岩波書店
この問題は、医師は青年の母親だったというのが答です。「これが私の息子です」と言う立場にあるのは青年の父か母のどちらかで、父は他の病院に運ばれていますから残るのは母親ということになります。外科医は男性というイメージに誘いこまれると、それが壁になって簡単な問題が難問になります。
さて、次の問題です。黒い豆と白い豆を混ぜて一つの鍋で煮ました。煮上がったので黒豆と白豆を分けましたが、二、三秒もかからなかった、なぜでしょうか。
「黒豆と白豆を混ぜる」は黒豆と白豆が半分ずつという思い込みをしがちです。黒豆は一粒
だったというのがこの問題の答です。
思いこみや先入観により、問題が難問になってしまう例です。
織田正吉 「笑いのこころ ユーモアのセンス」岩波書店