yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

江戸を救った二人の女性

2008-06-03 09:07:42 | 歴史

明治維新の時、江戸と徳川家を救った二人の女性がいます。<o:p></o:p>

公武合体の証として第14代将軍家茂に嫁いだ和宮・静寛院宮と、島津斉彬公の尽力で薩摩から第13代将軍家定に嫁いだ篤姫・天璋院の二人です。<o:p></o:p>

この時、二人は共に夫を亡くしていましたが、西軍による江戸総攻撃の回避と徳川家の存続に全力を尽くしました。言わば江戸と徳川家の恩人です。<o:p></o:p>

朝廷と縁が深い静寛院宮と、薩摩や西郷隆盛とも縁があった篤姫の連携プレーが功を奏したと言えます。何よりも、私心を捨てて平和を願った二人の信念に負う所が大であったのではないでしょうか。<o:p></o:p>

 戊辰戦争が諸外国の政変の時のように本格的な内戦にならず、また、諸外国の介入を受けることなく収束したのは殆ど奇跡的なことと言えます。これは、独り、勝海舟と西郷隆盛達の力によるものだけではなく、二人の女性の大変な努力の賜物でした。この史実が昨今、忘れられているのは残念ですが、NHKの大河ドラマ「篤姫」はまさにこれらの事を描いております。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

この話は徳川恒孝(つねなり)氏著『江戸の遺伝子』PHP研究所 を参考にさせていただきました。<o:p></o:p>

徳川恒孝氏は徳川宗家の第18代の御当主でいらっしゃいます。<o:p></o:p>

この本は昨年3月に出版されましたが、11月には第6刷に達する人気作です。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする