『春秋左氏傳』の作者は中国魯の左丘明と言われています。<o:p></o:p>
孔子が編纂した『春秋』の3つの注釈書、『春秋公羊伝『』、『春秋穀梁伝』と『春秋左氏傳』(通称左伝)を合わせて三伝と言います。現代の日本ではあまりポピュラーではありませんが、春秋時代の歴史を知るための重要な資料です。<o:p></o:p>
「食指」「波及」「君臨」「落成」「未亡人」「鼎の軽重を問う」「牛耳る(ぎゅうじる)」などの出典は、皆、左伝であり、現代日本語とも深く関わっています。<o:p></o:p>
「千羊の皮は一狐の腋(えき)に如かず」<o:p></o:p>
千枚の羊の皮も一匹の狐の脇の下の白い毛皮には及ばない。すなわち、凡人がいくら集っても一人の賢人に及ばないということの譬えです。<o:p></o:p>
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最近、『春秋左氏傳』を読んでわかったのですが、「義」という字は、「ただしい」という意味があるそうです。「義」は、字源として上に羊、下に我と書きます。我は鋸の象形。羊に鋸を加えて犠牲にするという意味です。犠体に犠牲としての欠陥がなく、神意にかなうものとして義(ただし)いと言う意味になります。
参考 小川環樹「鑑賞 中国の古典⑥春秋左氏伝」 角川書店
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