今日8月22日、無事帰着しました。いやあ、もの凄い暑さで、目も眩むほどなのですが、倅の言うには、これでもいつもよりは暑さが鎮まっているそうで、いい時に戻ってきたとか。満更皮肉でもなさそうなので、一応は納得したのですが、北海道とはかなり違うなと改めて緯度の6度以上の差を実感しています。
とにかく暑さには手も出せず、庭の繁った草も畑の憎っくき雑草も、夕方までは為す術もなく見送って、日中は荷物の整理に汗を流し、その後はひたすら午睡の惰眠を貪りました。この暑さに馴れるまでは、しばらく休養が必要な気がします。
今回の旅では、ブログの発信をいつものように携帯電話からと考えていたのですが、その投稿の要領が変わっていたのに気づかず、そのまま出発してしまったため、旅の間の日々の投稿ができなくなり、申し訳なく思っております。途中で道の駅の幾つかに公共ネットのあることに気づき、それを利用しようとしたのですが、全ての設備が自在に使えるようにはなってはおらず、ホンの気まぐれ程度しか発信することができず、これ又申し訳なく思っております。かくなる上は、やはりどこでもネットが使える方策を考えなければならないなと、ようやく本気で検討する必要性を自覚した次第です。
ネットについては、IT技術の改革の進歩がそれほど必要だとは思っておらず、我々のような凡人の世界では、現状で十分だと思っているのですが、世の中の動きはどうも老人の心境とは別のようで、やたらに先に走りたがっているようです。老人も少しは走らないと置いてゆかれるということなのかもしれません。
さて、今回は6週間余り、5,090kmの旅となりました。上陸した道南から道央を北上し道北をちょっと覗いたあと、オホーツク側を南下し、知床等の道東は遠慮して通らず別海町から道央に入り、そのまま南下して戻って帰ってきたと言う大雑把な行程でした。前半の7月は昨年と同じ様に、寒い北海道を多く体験し、後半の8月は蒸し暑い北海道を体験させられました。7月は北海道の気象観測開始以来の日照時間の少ない月だったそうで、最近の異常気象は本格化し出した感じがします。
今年の北海道行は、家内の体調管理の問題があり、静養のつもりで出発しました。静養にもいろいろありますが、どこへも出かけずに家の中にじっとしていて、体力の消耗を避けるというのではなく、何よりも気持ちを転換させて、たくさんの出会いの中から元気を頂戴するという、そのような静養もあって良いと考えての出発でした。おかげさまでその目的はほぼ達成されたと思っています。旅というのは人を元気にさせてくれる最高・最善の薬だと思っています。
旅の様子については追々ブログで紹介させて頂きますが、何よりもこの暑さの世界に馴れる必要があり、引き続き少し休ませて頂こうと考えております。記録の整理の方が終り次第掲載を開始する考えでおります。もうしばらくお待たせすることになりますが、ご容赦下さい。
なお、旅の間の投稿にコメントを頂戴した皆様には、心からお礼を申し上げます。ワンウエイでタイムリーに返信を書くことができませんでしたことをお詫び申し上げます。 馬骨拝