四国八十八ヶ所巡りの旅: 第11日

行程
道の駅:マイントピア別子→65番三角寺→66番雲辺寺→67番大興寺→68番神恵院→69番観音寺→70番本山寺→71番弥谷寺→道の駅:たからだの里財田(泊)


今日から伊予の菩提の道場を終え、涅槃の道場である讃岐のエリアに入る。最後の三角寺の次は、いきなり讃岐最大の難所雲辺寺に向かう。と言ってもロープウェイ入口迄ゆくだけ。其処から先は相棒一人の世界。
結局71番の弥谷寺まで回ったが、なんと言っても、最高のお寺は70番の本山寺だった。此処は戦禍に合うことなく残った本堂と五重塔が国宝となっており、本物のお寺の姿を偲ぶことができるような気がした。
予定ではふれあいパークみのという道の駅に泊まる積もりだったが、温泉に入ろうと料金を訊いたら、入浴料だけで一人千五百十五円だという。平気な顔でそんなことを言う店の人を不思議に思った。どんな計算をしているのか、経営者の頭の中を疑わずにはいられない。呆れかえって、こんなバカバカしい所に泊まるのは止め、少し戻って財田町の道の駅に行くことにした。こちらの方は二つの源泉がある好い湯が500円でたっぷり楽しめた。三野には決して泊まることも、訪ねることもないだろう。