君ならでは誰にか見せむ梅の花
色をも香をもしる人ぞしる
ひさかたの光のどけき春の日に
静心なく花の散るらむ
音羽山けさこえくれば時鳥ホトトギス
こずえはるかに今ぞ鳴くなる
五月雨に物思ひをれば時鳥ホトトギス
夜ぶかく鳴きていづちゆくらむ
秋ちかう野はなりにけり白露の
置ける草葉も色変わりゆく
『古今集』
和歌・歌人61
紀友則キノトモノリ
紀友則キノトモノリ
851/857―905
平安時代前期の歌人。
三十六歌仙の一人。
有友 アリトモ の子。
紀貫之の従兄。
土佐掾,少内記を経て,正六位上大内記にいたる。
『寛平内裏菊合 』 (891以前) ,
『寛平御時后宮歌合』 (889?) ,
『是貞親王家歌合』 (893) に参加し,
延喜5 (905) 年
『古今和歌集』の撰者として撰集にあたったが,
完成をまたずに没した。
家集『友則集』。
勅撰集入撰歌は『古今集』以下約 64首。
(コトバンクより)
寒い
今日はお習字を少し書いて
お謡をちょっとやって
昼寝したら
あっという間に一日が終わった
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