紫兎庵様にて 拝見
茶の掛物は
絵画と書とが中心だ
能楽・連歌・茶の湯など
室町中期からの芸術の美学
「冷ヒエ・凍シミ・寂サビ・枯カラビ」
それに叶うなら
すべての絵画が茶掛になりうると
矢部良明先生の本にある
江戸初期までは
牧谿(もくけい)モッケイ、玉澗(ぎょくかん)ギョクカン、 梁楷(りょうかい)リョウカイ、馬遠(ばえん)バエン、夏珪カケイなどの
唐絵が中心だったが、遠州の頃より雪舟や周文の漢画派の絵も掛け
書の掛物は
墨蹟、古筆、消息、他いろいろだが
利休は「茶席の掛物は墨蹟がふさわし」といい
晩年は墨蹟に集中し参禅の師 大徳寺古渓宗陳を珍重
一行書を多様する今の風潮はそのせいか
待合や寄付にも
絵か書か何か掛物を掛ける
本席の茶の湯の美学に対して
待合は茶の湯のかるみが必要だと ある
琳派の絵画は待合にふさわしきもの
それが「かるみ」と云うものかどうかわからないが
今日も
この相説の朝顔を拝見しているだけで 気分が良い
心地よい風が吹いてくる気がする
紫兎庵さま クーラーを新しくなされたと
なるほど 風が吹いて来ましたのは そのせい・・・
茶の掛物は
絵画と書とが中心だ
能楽・連歌・茶の湯など
室町中期からの芸術の美学
「冷ヒエ・凍シミ・寂サビ・枯カラビ」
それに叶うなら
すべての絵画が茶掛になりうると
矢部良明先生の本にある
江戸初期までは
牧谿(もくけい)モッケイ、玉澗(ぎょくかん)ギョクカン、 梁楷(りょうかい)リョウカイ、馬遠(ばえん)バエン、夏珪カケイなどの
唐絵が中心だったが、遠州の頃より雪舟や周文の漢画派の絵も掛け
書の掛物は
墨蹟、古筆、消息、他いろいろだが
利休は「茶席の掛物は墨蹟がふさわし」といい
晩年は墨蹟に集中し参禅の師 大徳寺古渓宗陳を珍重
一行書を多様する今の風潮はそのせいか
待合や寄付にも
絵か書か何か掛物を掛ける
本席の茶の湯の美学に対して
待合は茶の湯のかるみが必要だと ある
琳派の絵画は待合にふさわしきもの
それが「かるみ」と云うものかどうかわからないが
今日も
この相説の朝顔を拝見しているだけで 気分が良い
心地よい風が吹いてくる気がする
紫兎庵さま クーラーを新しくなされたと
なるほど 風が吹いて来ましたのは そのせい・・・