村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

滝の白糸

2024-08-02 20:01:12 | 短歌・俳句の事

 藤原有家
夕立の 
雲の水脈より 
伝ひきて 
軒端に落つる 
滝の白糸

藤原有家
フジワラノアリイエ
1216.~1155
平安時代末,鎌倉時代初期の歌人。
藤原氏北家末茂流。
父は大宰大弐重家。
母は藤原家成の娘。
幼名は仲家。
従三位大蔵卿に至り,
建保3(1215)年に出家。
法名は寂印。
建久5(1194)年『六百番歌合』,
建仁3(1203)年『千五百番歌合』
など多くの歌合,歌会に出詠。
六条家の人でありながら,
藤原俊成・定家の御子左家に
近い立場をとり,
「夢かよふ道さへ絶えぬ呉竹の
伏見の里の雪の下折」
などの秀歌を残した。
『新古今和歌集』の選者のひとり。
『続歌仙落書』は,その歌風を
「雪積もれる富士の山」の情景に譬えている。
(朝日日本歴史人物事典ヨリ)

写真は今日の朝ごはん
お弟子様からのお土産
金目鯛の干物
一枚食べたらご飯は入らなくなった

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