軒の下草

風わたる
軒の下草
うちしをれ
涼しくにほふ
夕立の空　　定家

藤原定家の歌だ
平安時代末期1162に生まれ
1241 鎌倉時代初期に亡くなった
その夕立の和歌の
情景が浮かぶ

夕方に
凄い雨が降り庭の下草もさぞ
うちしおれているのだろう

今日は木曜稽古
夜の部もあったのだが
雨のため
取りやめにした

しばしの間の雨だった
でも
稽古を取りやめにするほどではなかったかも
少し早合点した気もする
怒濤のごとき雨音の中では
頭の働きも気持も
混乱し変だったのだろう
と過ぎたことを
ぐずぐず思うのも
少し変だ
きっと
低気圧のせいだ


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