村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

七夕花扇

2015-07-08 00:58:55 | 茶の事
今日は月に一度の茶の稽古
ちょうど七夕
点前は
名水点と
葉蓋、洗い茶巾
大きな梶の葉をたくさん頂き
みんなで分けた



七夕は 
花扇
ハナオウギとも
ケセンとも読むようだ

七種の草花を束ね檀紙で包み、
水引きで扇形に装飾したもの。
近世、七夕に陽明家から宮中に献上した
《季語・季題辞典より》


七夕花扇
旧暦七月七日七夕の朝、
毎年御所には、
ススキ・女郎花・桔梗・撫子・菊・萩・蓮という
七種類の初秋の草花を
扇状にまとめた
「七夕花扇」と呼ばれるものが
近衛家から届けられる
習わしがありました。
送り状を持つ下女を先頭に、
丈三尺三寸(約1m)のそれを
下男一人が抱え持ち、
もう一人が傘を掲げた
三人の使者によって
届けられましたが、
御所では
日中
鴨居などに下げ飾り、
小御所の池の水面に
星が映る夕刻ともなれば、
そこに浮かべて星に手向けたのです。
《有職造花師大木素十さんのホームページにあった》

いつだったか大橋茶寮の七夕茶会で
床の間いっぱいにその花扇が飾られていた
その大きな花包みがいまでも目に焼き付いている
それから
七夕と聞くと花扇が浮かぶ


写真は先日食べに行った
ふくもとで
最後に出たお菓子
竹筒水羊羹
詰めたく冷えた
青竹と笹の葉
夏ならではのお菓子だ




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