村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

天つ空アマツソラ

2019-04-25 23:51:19 | 短歌・俳句の事
ゆく春の
かたみとおもふを
天つ空
ありあけの月は
かげもたえにき
源実朝

三省堂 大辞林
【天つ空】アマツソラ
①空。大空。あまつみそら。
②遠い所。また,まったく縁がないこと。
③宮中。雲の上。
④心の落ち着かないさま。うわのそら。

晩春の形見と思っている大空に
有明の月が残っていたのだけれど
その姿ももう消えてしまったようだ
と私の解釈


四月は炉塞ぎの月
今日は炉を塞いだ
その後
風炉を三つ出した
眉風炉と道安風炉、唐金環付風炉
茶会用だが少し使った方が
良いだろうと
朝鮮風炉が届いている
明日はこれらの灰を整えよう

炭道具を風炉に変え
炉用の香合はしまった
水指を幾つか出そう
染付 薩摩 瀬戸 御本三島
萩 辰砂と焼きしめ

写真はこの前の日曜日
神楽坂で撮った
小さな空

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