正岡子規
あで人の
住める御殿の
塀長く
椎の梢に
鯉ひるがへる
今日は世の中連休の最後
私達はお茶事のお客様として出かけた
ほどほどの天気で風も少々感じる
まさに
薫風自南来
殿閣生微涼
緑が美しく
気分がいい
連客はほぼ社中で
あまりにも緊張感がない
茶事ではそれも問題があるだろうが
茶事は癒しだ
許されよ
ご亭主とのお喋りが楽しい
懐石を頂き
濃茶と薄茶
初炭と後炭
これ以上の幸いがあるかしら
初風炉の清々しさに
身が清められて
改めて精進せねばと
思った
干菓子は吹流しのような五郎丸屋の「キリン」
写真は姫沙羅か
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