村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

勅なれば

2024-01-25 22:30:57 | 村雨庵 稽古 

食事に行ったとき
お椀の蓋裏に梅と鶯の金蒔絵
鶯宿梅ですとの
ご主人のお話しがあった

そういえば昔
紫兎先生のお稽古の時
話題になったことがあった「鴬宿梅」

勅なれば
いともかしこし
うぐひすの宿は
と問はば
いかが答へむ

先生が口ずさむ
なんだっけ

自分のブログから検索して探した


鶯宿梅オウシュクバイ
村上天皇の時、
清涼殿前の梅が枯れたので
紀貫之の娘
紀内侍の家の梅を移し
植えたところ、
枝に
「勅なれば
いともかしこし
うぐひすの宿は
と問はば
いかが答へむ」

という歌が結んであり、
天皇はこれに深く感じて
梅の木を返したという、
拾遺集・大鏡などにみえる故事。
また、その梅の木。
(デジタル大辞泉の解説)

今日は木曜稽古
アイテラ氏が椿をたくさん切ってきてくれて
水屋の花溜が華やかになった

写真は
夜九時半頃のお月様

コメント
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