村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春は心の花にのみ

2022-03-29 23:31:53 | 禅語・禅

 西行
おぼつかな春は心の花にのみ
いづれの年かうかれそめけん

おぼつかな→
①ぼんやりしている。
ようすがはっきりしない。
ほのかだ。
②気がかりだ。不安だ。
③不審だ。疑わしい。
④会いたく思っている。
待ち遠しい。


今日庵(こんにちあん)は
宗旦が
不審菴を江岑宗左に譲り
隠居所として建てた茶室です。
席開きの当日、
時刻に遅れた
清巌和尚が、
茶室の腰張りに書きつけて帰った
「懈怠比丘不期明日」
(懈怠の比丘明日を期せず)
の意に感じて、
宗旦が今日庵と命名した
という逸話で知られており、
裏千家の呼び名でもあります。
 一畳台目という最も狭い草庵の茶室で
床も壁面を代用してあります。
茶室の構成を極限まで
切り詰めたところに、
侘び茶人宗旦の面目躍如たるものが
感じられます。
(裏千家ホームページより)

明日は水曜稽古
掛ける一行は
懈怠比丘不期明日
ケタイノビク ミョウニチヲキセズ


今日は
どこへも行かない
ずっと家に居た
椿の選定の時
花芽をきりすぎてしまい
花が咲かない椿ばかりだ
白木蓮が天に向き花を咲かせ
加茂本阿弥がお椀のような花を
いくつも咲かす
胡蝶侘助も満開
狭い庭が華やいで見える

桜も満開だろう

写真はふくもとの和菓子
中の餡は緑色
桜の葉の香りをつけてあるとか
私はニッキの香りだと 断言してた
違ってると恥ずかしいから
気をつけよう

コメント
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