村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春山 朝といへる心を

2018-03-09 23:25:16 | 村雨庵 稽古 
今週稽古に掛けたかけものは
懐紙

読みは
春山 朝といへる心を
鴨祐為
吉野山 峰の花苑
ほのぼのと
おもかげ匂う
朝霞かな


鴨祐為カモノスケタメとは
梨木祐為ナシキノスケタメ
のこと

江戸中・後期の歌人。
京都下鴨神社祠官。
幼少の頃より和歌を好み、
冷泉為村の門に学ぶ。
一生に詠んだ歌は、
十万首に達したといわれる。
享和元年(1801)歿、62才。
コメント
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