村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

東風や吹く

2018-03-11 23:30:37 | Weblog
東風や吹く待つとし聞かば今帰り来ん  漱石

ご存じ
小倉百人一首16番
たち別れ 
いなばの山の 
峰に生ふる
まつとし聞かば 
今帰り来む

中納言行平の和歌からとったのだろう
作者は在原行平アリワラノユキヒラ
818~893
業平の異母兄

この歌は
いなくなった人や動物が
帰ってくるように祈る
戻ってくるように願う
おまじないの歌でもあるそうだ

また
花月のとき
「月 花 松」という
松は
待つ
「まつとし聞かば 今帰り来む」のまつ
その歌から取ったらしいと
以前先生から伺った
だから最後の「花」は戻らないから「松」
と言わないのだろう
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