今日は
桜の俳句を掛けた
花十日 珠玉のごとき 日を生きる 徳子
花を見る 花に照らされ いたりけり 徳子
○○様
私が41歳の時に大きな手術をしたのだが
明日は退院をするという夜、
入院中に友達になった隣室の堀江徳子さんに呼ばれた
徳子さんは俳人で
キリスト教の敬虔な信者であった
優しい笑顔で「この句を貴女にさしあげるわ」と便箋を差し出した
キット彼女は
まだ退院できずにいるベッドの上で
やっとの思いでこの二句を書いたのだ
その時を忘れない
その後徳子さんは退院した
病院の検診を同じ日にして何度か会ったが
2年後だったか 亡くなられた
それから長い年月が経った
桜が咲くたびに
自然と
徳子さんを思い出す
茶の湯・茶道ランキング
桜の俳句を掛けた
花十日 珠玉のごとき 日を生きる 徳子
花を見る 花に照らされ いたりけり 徳子
○○様
私が41歳の時に大きな手術をしたのだが
明日は退院をするという夜、
入院中に友達になった隣室の堀江徳子さんに呼ばれた
徳子さんは俳人で
キリスト教の敬虔な信者であった
優しい笑顔で「この句を貴女にさしあげるわ」と便箋を差し出した
キット彼女は
まだ退院できずにいるベッドの上で
やっとの思いでこの二句を書いたのだ
その時を忘れない
その後徳子さんは退院した
病院の検診を同じ日にして何度か会ったが
2年後だったか 亡くなられた
それから長い年月が経った
桜が咲くたびに
自然と
徳子さんを思い出す
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