村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

三月歌舞伎座 歴史の勉強

2014-03-04 23:51:43 | お勉強
鳳凰祭三月大歌舞伎
夜の部は幸四郎、梅玉の「加賀鳶」、
吉右衛門の弁慶、菊五郎の富樫、義経は坂田藤十郎の「勧進帳」
玉三郎の八岐大蛇ヤワタノオロチ(岩長姫)、勘九郎の素盞鳴尊スサノオノミコトの「日本振袖始」

今月の舞台は艶やかで勢いがあり
思わず身を乗り出してたくなる
とても良かった

「日本振袖始」は近松門左衛門の作で古事記を題材にしている
玉三郎と勘九郎のほかに稲田姫役の米吉が出ている
イヤホンガイドによると玉三郎の岩長姫は此花開耶姫の姉だと聞いた
此花咲耶姫は知っていたがその姉の事は知らなかった
調べると確かに
イワナガは岩の永遠性を表すもので
不老長生の神として信仰されるとあった
岩長姫は古事記では石長比売、日本書紀ほかでは磐長姫とある

若いころは時代小説で歴史を覚えたものだが
歌舞伎と宝塚でも結構、勉強になったものだが
今日も加賀鳶では江戸時代、
勧進帳では鎌倉時代、
日本振袖始は神代の時代

また歴史の勉強に歌舞伎座へ行こう



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コメント
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