村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

女房三十六歌仙 越前

2013-07-02 22:03:06 | お勉強
鶴屋吉信製の生菓子
天の川に金箔と銀箔
美しいお菓子だ

今日は茶の稽古

掛物は嘉陽門院越前の新古今集の色紙

夏引の手ひきの糸の年をへて
絶えぬ思ひにむすほれつつ



夏に引くまゆの手引の糸のそれではなく
どれほどの年数を経てもなおつきぬ嘆きのゆえに
心はふさぎ続けている



嘉陽門院越前は鎌倉時代の女流歌人 
女房三十六歌仙のひとり
伊勢女房、七条院越前ともいわれた
後鳥羽院の生母に出仕、のち後鳥羽院息女嘉陽門院に出仕
新古今和歌集以降の勅選集や歌合に作品を残し
歌人として長期にわたる活動が伺われる (ウィキペデァ)

なるほど 
越前 嘉陽門院越前 を 
今日は覚えた 
これで 忘れなければ良いのだが
日ごろは玄関を出ると
すぐ忘れてしまう

今は目に焼付けておき
またいつか 
この素晴らしい軸を
拝見したいものだ




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