村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

彦星の・・・

2011-07-06 23:37:14 | 村雨庵 稽古 
お菓子屋の千草庵が届けてくれたお菓子
銘は「七夕」
明日は七夕だから

軸は天の川をあらわす瀧の掛け軸を掛ける
瀧 直下三千丈


短冊の和歌は
彦星の妻むかえ舟こぎ出らし天の河原に霧の立てるは
古歌 紫野 萬拙

大徳寺 塔頭 興臨院の住職 山口大痴和尚のこと
歌は古歌とあるが
万葉集の山上憶良の歌
万葉の頃には七夕の行事が行われていたよう
いにしえの人々が
満天の星空を見上げ、
天の川のロマンスを思い浮かべ歌を詠む
逢わざる恋を詠む
茶席には恋の話題も恋の歌の軸も掛けない

この頃と三月のひな祭りには恋歌などを掛けることもある

春は佐保姫だが
秋は竜田姫又は立田姫と書く

では夏は・・・
冬は・・・

そうだ夏は筒姫
冬は白姫シラヒメ、黒姫、宇津田姫だった

夏と冬の女神の名前
すぐ忘れる
最近覚えたものほど忘れるのは早い



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コメント (2)
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