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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

去年こぞとや言はむ今年とや言はむ

2022-01-01 19:14:23 | 短歌・俳句の事

 在原元方アリワラノモトカタ

 ふる年(旧年)に春立ちける日よめる

年のうちに春は来にけり
ひととせを去年こぞとや言はむ
今年とや言はむ

一月一日
新年
外出はやめて何もしない
初詣もやめ
今日のおせちは有職のおせち
お雑煮を作って
出来立て熱々を食べた

写真を撮るのを忘れた

やはり美味しい
それからニューイヤー駅伝を観てる
お昼はロカボのお湯をかける
インスタントの焼きそば でも
結構食べられる
写真は
大事に取っておいたお菓子
お弟子様からもらったものを
お正月まで取っておいた
美味しい

明日も駅伝 だ

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除夜の鐘

2021-12-31 22:51:41 | 短歌・俳句の事

俳諧の帳面閉ぢよ除夜の鐘 村上鬼城ムラカミキジョウ

村上鬼城 ムラカミキジョウ
1865-1938 
明治-昭和前期の俳人。
慶応元年5月17日生まれ。
群馬県高崎区裁判所の代書人。
「ホトトギス」に投句。
昭和13年9月17日死去。
74歳。江戸出身

今日は大晦日
頼んだ「おせち」が二つ届い
ひとつは有職
もうひとつはジャパネットの
早めに頼んだおせち
今日はそのジャパネットのおせちを食べつつ
年越しそばと天麩羅の
それに
果物やら
お菓子を節操なく食べた

年賀はがきも書いてないのと
昼間やって来た従姉に言うと
何よ毎年でしょ
と言われたが
その通りだ
来年は良い年になると
いいなぁ

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歩ホにとられ行ユク

2021-12-22 00:21:21 | 短歌・俳句の事

陰陽師歩にとられ行冬至哉 太祇

冬至は一陽来復
陰が極まって陽にかえる
俳句の情況を考えると
この日に陰陽師は何か
お祓いとかをするのだろう
その時の陰陽師の歩き方が独特であり
禹歩ウホという歩き方をする

陰陽師は冬至には
禹歩ウホで歩くので
慎重に歩くために
一日中歩き方に
気を取られてしまったのだ
冬至だからね
と、
私は勝手に解釈した
その禹歩ウホで歩く

う‐ほ【×禹歩】とは
天皇または貴人が外出のとき、
道中の無事を祈って
陰陽家がまじないを
唱えながら
舞踏する作法。
反閇へんばい。
と言うらしい

今日は火曜日
明日は冬至
ゆず湯に入って
無病息災を祈る
柚子は寿命が長く
病気にも強い

香りが良いのでリラックス
ポカポカ温まり風邪の予防にもなる

冬の七種ナナクサ
「南京 なんきん」
「蓮根 れんこん」
「人参 にんじん」
「銀杏 ぎんなん」
「金柑 きんかん」
「寒天 かんてん」
「饂飩 うんどん」
んがつく食べ物は
運がつく

写真は最近買った庭の椿
太郎庵だったかな

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もかもかの手袋

2021-12-20 23:37:39 | 短歌・俳句の事

もかもかの手袋に手をつかまれし 臼田亞浪ウスダアロウ
臼田亜浪ウスダアロウ
[生]1879.2.1. 長野,小諸
[没]1951.11.11. 東京
俳人。
本名,卯一郎。
1904年法政大学卒業。
高浜虚子の門から出て 14年石楠 (しゃくなげ) 社を創立。
季語と 17音定型をふまえた
純正な民族詩としての俳句を主張した。
(ブリタニカ国際大百科事典
小項目事典「臼田亜浪」の解説)

今日は20日の月曜日
月満ち欠けの日めくりカレンダー
あと少しになった

午後ピンポンとドアホンが鳴った
出ていくと
若い女性
営業の方で
お得意様に挨拶にきたと言う
必要ならご連絡くださいと
宣伝のパンフレットを渡された
ちびまる子ちゃんの
パンフレットを挟むレターファイル
いただけると知って
ちょっと嬉しかった
写真がそれ
会社はミツウロコ

12月22日水曜日は冬至
冬至は陰が極まるとき
柚子湯にはいって体を温め
無病息災を祈るのだ
春分からはじまる陽の気が最も衰え
陰が極まる陰中の陰
でも次には陽が一つやってくるので
めでたく一陽来復となる

一陽来復イチヨウライフク
冬が終わって春(新年)が来ること。
悪いことが続いた後に幸運が開けること。
陰暦十一月、冬至のこと。
易の用語で、
陰気のきわまる陰暦十月のあとに、
陽気の生じる陰暦十一月(復の卦)・冬至が来る意から。
(解説 - 学研 四字熟語辞典ヨリ)

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師走の人通り

2021-12-06 23:24:28 | 短歌・俳句の事

梅さげた我に師走の人通り 蕪村

今日は銀座へ
花を買いに

寒菊とキササゲを買うつもりが
キササゲがなかったので
綿を買ってみた

キササゲとは
長さ30センチもなる
豆のような実が、
冬の間じゅう枝先にぶら下がる
茶花を習っていたとき
12月には
椿とキササゲを使ったものだが
すんでいる回りに
キササゲは一度も見たことがない
花屋さんに聞いたが
今日はなかった

キササゲは、
雷除けの木といわれて
神社、仏閣、などによく植えられているそうだ

写真は
宝くじ売場の銀座チャンスセンター
「億の細道」と旗がたっていた
人がたくさん並んで長い列をなしてる

当たると良いですね

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冬の顔見ゆ

2021-12-04 23:02:42 | 短歌・俳句の事

 与謝野晶子
行きあへる
人の肩にも
うす青き
冬の顔見ゆ
はたあぢきなし

明日は某御弟子様が茶事をする
私目は水屋
ひとりで
料理は皆本人がつくってあるので
私は温めと盛付け
それでも達成感があって楽しい
花がないので
庭の椿を物色するが
明日使えそうなものは皆無
近くの交差点の回りに椿がある
確認に出掛けたが
あまりにつぼみが小さく
使えない
小さな野球場がある公園が近いので
散歩に行ってみたが
椿の木自体が全くない
あきらめて戻った

茶事や茶会でいつも苦労するのが
花だ
稽古の時はそれなりに何かを入れるが
お客様がみえる茶事や茶会の花に関しては
苦労する
狭い我が庭にて賄えるものは
限りがあり、炉開きの時は
花屋さんで椿を二枝買い求めたが
一枝二千円
枝ものも二千円弱
椿を二本買うと花代だけで六千円
控えめ控えめのわが侘び茶なのに
椿の花たちはそんなことお構い無しで
今はじっと花開く準備でもしているのだろう

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朝な夕なに樵コりつめて

2021-11-27 23:04:28 | 短歌・俳句の事

 曾禰好忠ソネヨシタダ
深山木を
朝な夕なに
樵コりつめて
寒さをこふる
小野の炭焼き


今日は何も用事がない
ゴロゴロの一日
華ドラや韓ドラみて
偶然両方柳の周防柳「逢坂の六人」と
柳広司「風神雷神」をパラパラと読んで
スマホに家計簿アプリと
日記スケジュールアプリを入れてみた
そんなことで一日過ぎた
夕方
暗くなるのが早い
一年が早い

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もみぢ葉の色も深く

2021-11-24 22:12:18 | 短歌・俳句の事

 紀貫之
水底に 
影しうつれば 
もみぢ葉の 
色もふかくや 
なりまさるらむ

今日の水曜稽古はおやすみ
予約の病院へ行く
整形外科へ相変わらず混んでいる
待たされるのはふつう
本を持っていった
「逢坂の六人」周防柳
待ち時間があるので
読もうと本を広げたが
思ったより本が重い
それに下を向いてるので首が痛い
膝の上にバックをおいて
本を乗せて
首を動かしたり
落ち着かない
それに眼鏡を忘れてるから
じっと見ないと文字が読めないし
読むまでに時間がかかったが

『古今和歌集』成立と六歌仙の物語
今日は紀貫之が登場
読み始めると結構
引き込まれた

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金色の小さき鳥

2021-11-23 23:39:21 | 短歌・俳句の事

 与謝野晶子
金色の
ちひさき鳥の
かたちして
銀杏ちるなり
夕日の岡に

11月もあと少し
本をパラパラみていると
開炉の茶事の献立

向付には鯛
煮物椀は伊勢海老
焼きものはマナガツオ
マナガツオは味噌漬け
幽庵に唐揚と
書いてあった

何年間前に懐石料理を教えていた
そのときは
月に二日お料理を習いに行っていたので
その日と料理教室の日と
そして茶事の日もあり
料理をする事が必ずあったが
その後膝を手術したりして出来なくなった
そのあとコロナ禍になり
懐石料理はほとんどしていない
でもたまにはちょっと料理したい
お魚を下ろしたい
と思っているが
まだまだ
もう少し先かな

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松風さむみ時雨ふるなり

2021-11-23 01:06:11 | 短歌・俳句の事

 藤原俊成
袖ぬらす
小島が磯の
泊かな
松風さむみ
しぐれふるなり

朝起きると
「ああ夢だったのか」と不思議な感じ
今その場所にいたかのように
ありありと情景が思い出される
夢は
短歌の先生の書斎にお邪魔して
私は向き合って先生のアドバイスを神妙に拝聴している
先生の右隣には奥様
私の右には
亡くなられたお茶の先生が同席され
かつてと変わらず
お元気にお話しをされていた
そうそう先生のお話し方はそうだった

17年前に亡くなられた
宗栄先生がご存命ならば
20歳年上だったので
今年は91才
お茶の他にお習字と
懐石料理のお弟子をとっていた
楽焼を習ってらして
お稽古の茶道具は
ほとんど先生の手造り
お茶碗と水指に花入
菓子器と
何でもつくられた
特に黒楽茶碗は年々上手になり
数も溜まりその時のお弟子たちに
分けて下さった
今も私の水屋の棚に並んでる

お茶の楽しさ厳しさを教えて頂いた
茶事のいろはから七事式まで
入口はみな宗栄先生からだ
人生は趣味を見つける旅だとか
18からお茶を習いはじめて
趣味かどうかわからないまま
今に至るけれど
宗栄先生に出会った事が
今の自分をつくっていることに
間違いない
常々そのご縁には
とても感謝している
世の中は縁により成り立つ
自分がどんなに望んでも
縁がなければ離れてしまう

今日のサカチカさんのお持たせは
ファミマの
ラムレーズン入り
チーズケーキプリン
今あるご縁に感謝して、パクっと

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月をこそ

2021-11-20 23:37:06 | 短歌・俳句の事

 俊恵
月をこそ 
あはれと宵に 
ながめつれ 
くもる時雨も 
心すみけり

昨日の夜中に短歌を12つくった
ギリギリの感覚でないと
短歌ができない
美しいものをみて心が震え
短冊を左手に
すらすらと浮かぶ言葉を書き付ける
なんて事は一度もない
期限も迫り
どうしても提出しなければならなくなって
やむを得ず
仕方なく
どうしようもなく
そうなって
一気に集中して短歌を作るのだ
私はだが
むかし作家がホテルに罐詰になって
小説を書いたとか聞いたが
やっぱり
そうでもしなければ
雑念が沸くのだろうね

で短歌完成したから
今日の予定は何もない
やることも何もなし
たまったビデオのうち
今日は韓ドラの
VIP-迷路の始まりを観てた
こんなときにこそ
お習字をすればよかったのかも

写真は横浜駅ホーム

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紅葉はいとどてりまさりけり

2021-11-16 23:01:27 | 短歌・俳句の事

 紀ま貫之
あしひきの
山かきくもりしぐるれど
紅葉はいとど
てりまさりけり


若いとき
二十代のときに二ヵ所でお習字を習っていた
ひとつは会社のお習字教室
日本教育書道連盟に入って
月例の作品を提出していたが
すぐ飽きてやめた
もうひとつはお茶の先生が
お習字の先生でもあったので
お習字も習っていた
その頃、
年に一回このセンタービルにて
お習字の社中展があった
出品したのは二回くらいだが
昔のことだから
よく覚えている

こちらも飽きてしまって
止めてしまったが
今はお茶のお弟子の
森金さんが会社退職して
会社で習っていたお習字を
個人扱いに変更することになり
そのついでに私も
また社中のお弟子様たちも
お習字を習うことにしたのだ
お習字を頑張れば、
みんなもどんどん昇級してる
新宿センタービルは
1979開業
ビルができたばかりだったから
その頃だろう
相変わらずお習字は下手
でもお習字のその楽しさは
年を重ねていたから
理解できた気がする

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一昨日よりも冬日和

2021-11-15 23:35:08 | 短歌・俳句の事

 星野立子
昨日よりも
をとゝひよりも
冬日和

今日は出かけない
頼んだ炭が届いたので
庭の引出しに分けて納めた
寒くない
いやむしろ暖かいから
庭の作業や道具の出し入れに
ストレスがなくて助かった
月毎に分けて収納した茶碗も
取り出しやすくなった
水屋の棚に並ぶのは
濃茶用には黒楽が二碗と
高麗茶碗と萩
薄茶は犬山焼の雲錦
京焼の紅葉色絵
瀬戸水野寿山の織部
笠原山水野愚陶の志野
水指は写しだが仁清信楽の箪瓢タンビョウ
朝鮮唐津一重口
萩焼
飛青磁
稽古道具でもちょっと変わると
気分も変わるはず
何事もまずは名前
焼物は形と窯元を覚えて

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日の当りゐるにじり口

2021-11-11 23:39:52 | 短歌・俳句の事

口切や日の当りゐるにじり口 星野立子

今日は木曜稽古
天気も良く
気温が高い
午前中のお稽古が終わり
午後のお弟子様を待つ隙間の時間に
炭を整理した
庭の片隅のプラスチックの
五段と三段の引出しに
炉と風炉に分けて入れてあったが
現在はまぜこぜになってしまって
探しにくい
ぎっちょや割ぎっちょなど
炭ごとに引出しに入れる
手袋をしての単純作業
小春日和のお昼頃
寒くも暑くもない
いい気分
そこへ先週はお休みの
クマショウさんがやって来た
帯状疱疹にかかり
先週はお休み
まださわると痛いらしい

帯状疱疹は、
体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが
活動を再開することで発症。
子供の時の水ぼうそうが治った後も、
ウイルスは脊髄から出る
神経節という部位に潜んでいる。
普段は体の免疫力によって、
ウイルスの活動が抑えられているため
発症しないが、
免疫力が低下するとウイルスは再び活動、
増殖しはじめる。
ウイルスは神経の流れに沿って
神経節から皮膚へと移動し、
帯状に痛みや発疹が出る
帯状疱疹を発症する。

ということ。
五十歳以上には
ワクチンもあるようだ

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入りぬる影や木枯しの

2021-11-09 22:34:06 | 短歌・俳句の事

名所杜メイショモリ
  光広
夕月夜
いりぬるかげや
木枯しの
もりの下草
置く霜もなし

朝のうちはひどく雨が降っていた
宅配便のお兄さんが降られて苦労していたが 
お昼頃には晴れたらしい

古い友達へ電話した
今月末にお誕生会を開く予定
昔近所に住んでいたから
幼稚園から一緒のASさんが
今月晦日が誕生日
丑年なので
今年72歳になる
ご希望の店を予約した
会うのも食事も楽しみだ




喉に良い食べ物は
ほうれん草
蓮根
めかぶ
喉の粘膜に良いとか
Eテレでみた

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