わが友と
君が
みかきの
くれ竹は
千代に
いか世の
かげを
そふらん
藤原俊成
今日はあまり寒くない
とても良い天気
こういう日こそ
手前に使う炭を確認
足らない炭を用意せねばならない
これがけっこう楽しい
大箱や小箱から
道具炭を種類に分けて
庭にある引出しに入れるのだ
プラスチックの五段の引出しが二つ
雨風に打たれて状態が悪い
静かに扱わないと引出しが壊れてしまうから
力のいれ具合に神経を使う
火入の炭が少なくなった
買わなくてはならないが
ためしに止め炭を糸ノコで切ってみた
三つに切るとまあまあ使えそうな感じ
とりあえずは買わずともなんとかなりそうだ
切っているうちに
割れて壊れたのもあるが
炭切りは
なかなか面白い
写真は
藤原俊成のしおり付き
今年の勅題の山田松のお香
お年賀に頂戴した
御年始の返事をするや二階から 一茶
だいたい年賀状は出せない
年末は何かと落ち着かず
筆を持てない
でも毎年元旦になると暇なので
年賀状を書いている
その日届いた年賀状の住所を見ながら書くのだが
今年は
用意した年賀状の枚数が足りず、
お目にかかれる方には
出せなかった
申し訳ない
新年の白紙綴ぢたる句帖哉 子規
今日は三日
朝一番から昨日に続き
箱根駅伝のテレビをつけて
朝ごはんの支度
午前中はそごうにお菓子を取りに出かけ、
ついでにウサギの上用饅頭を買った
大晦日から泊まってる従姉の
KEIKOちゃんが帰った
家に着くと電話をくれるのだが
深刻な声で訴えてきた
家について靴を脱いで見ると
違う靴をはいてることに気がついた
左はKEIKOちゃん自分の靴だったが
右の靴は私の靴で
色も少し違うのに
自分は全く気がつかなかった
人が見て可笑しいと思ったのではないかと
恥ずかしいし
なぜ気がつかなかったのか
ボケてしまったのか心配だ
というのだ
玄関に確認にいくと確かに
右左ちがうウォーキングシューズが残ってる
どうも、うちの玄関は
はきものを間違えやすいらしい
ある時
草履が四人位しかなくても
間違えた事があった
茶会で草履を間違えられるのよねと話をしていたところだったが
茶会でなくともあるから
人数の関係ではないらしい
森金さんとサカチカさんは
パンプスをはき間違えて
途中まで歩いてから気がつき
戻ってきた事がある
間違えられた方は
歩いたら気がつきそうなものを
と言っていたのに
その当人もそのあと間違えて
はいて帰ったから
人の靴でも気がつかない事があるのだろう
履き心地に違和感もなく自然だったというのは
二人とも癖のない綺麗な歩き方や
靴のはきかたをしてるという事だろう
と
よくあることだから
KEIKOちゃんだけではないから
大丈夫よと
電話を切った
次は私かも知れないしね
元日や寺にはひれば物淋し 碧梧桐
河東碧梧桐
カワヒガシヘキゴドウ
本名秉五郎ヘイゴロウ。
松山生れ。
二高中退。
高浜虚子とともに正岡子規に師事,
俳句革新運動に参加した。
子規没後新傾向俳句を提唱,
自由律を主張し,
のち自作を短詩と称した。
(コトバンクより)
今日は元日
三年ぶりに
初詣に出かける
お寺で何か食べようと出掛けたが
いつものシャーピンのお店はおろか
参道の両側にお店は皆無
お寺の中の食堂もおやすみ
歩くだけ歩いて
お腹をすかせ
結局モスバーガーに落ち着いた
年初から思いどおりにはいかない気配
どうなる今年
困難に負けず
頑張ろう
元気があれば
乗り越えられると
われに言い聞かそう
除夜の畳拭くやいのちのしみばかり 渡辺水巴
渡辺水巴
ワタナベスイハ
(1882―1946)
俳人。
東京の生まれ。
日本画家省亭の長男。
日本中学中退。
若くして内藤鳴雪の門に入り、
1906年(明治39)『俳諧草紙』を創刊、
大正初め『ホトトギス』雑詠欄に
村上鬼城、飯田蛇笏らと主要作者として活躍し、
その作品は父の血脈を継いで
江戸情調の流麗な唯美的色調に富むとの評価を得た。
16年(大正5)『曲水』を創刊して
昭和俳壇の第一線に活躍を続け、
没後『曲水』は妻桂子、
次女恭子に受け継がれた。
(コトバンクより)
あと少しで卯年になる
お昼に、有職からおせちが届いた
明日の楽しみ
源俊頼
行く年も
今宵ばかりに
なりにけり
果てなきものは
我が身なりけり
あと一日で寅年のおわり
今日も掃除して
お飾りをかざった
ちょっと清々しい感じ
飾っていけない日は
くんち飾り、一夜飾り、
29日と31日
片付けは松の内
松の内は、
全国的には1月15日だが、
この辺は7日まで。
明暦の大火が起きたあと、
「燃えやすい松飾りを早く片付けるように」と、
幕府が1月7日までとささだめた
とネットに出ていた。、
紀貫之
もみぢ葉の
散りしくときは
ゆきかよふ
跡だに見えぬ
山路なりけり
今日は午後から朝日カルチャー
気分よくお勉強して
そのあと用事があり
電車に乗って出かける
外は寒くてなんとなく
おなかがすいた感じである
駅に着いたとき
お手洗いに行こうかとも思ったが
まあ大丈夫だろう
バスがすぐ来たので
乗って見ると
たちまち
おなかがいたくなり始めた
困った
困った
目をつぶって寝たふりしても
おなかは
どんどん痛くなる
しばし静かにしていよう
バス停を降りたらコンビニがあるから
借りよう
それまで何とか頑張ってね
ようようバス停に止まり
ようやくコンビニに入って
係の男性に
お手洗い借りれますかと聞くと
いや貸してないですだって
その
言い方の冷たいこと
人の気持ちをわからない人ね
もうがっかりよ
どうしてくれるの
もいいいわ
仕方ない
あとはお宅まで急げや急げ
早足早足
挨拶もそこそこ
お手洗いをお借りして
恥ずかしながら
安堵した
ああ
何事もなく無事
今年一年 無事
お粗末なお話しで
御免あそばせ
蕪村
こがらしや覗いて逃ぐる淵の色
今日は半年ごとの
ガン再発の検査
なるべく緊張しないように
平常心でいるようにしてる
結果は異常無し
まずは良かった
続けて
いつものクリニックで薬をもらい
そのあと
朝日カルチャーのくずし字を読むの講座へ
終わると二時半
急いで正札会へ
新橋からタクシーで東京美術倶楽部へ
まだ時間はあるので
四階から見てまわる
ほしい人は午前中にまわるだろうから
お客様はわりとすいていた
さっと回って
さっと買って
さっさと帰った
紅葉ちる竹縁ぬれて五六枚 夏目漱石
朝方すごい雨が降った
今日は土曜日
ちょっとお出かけ
最寄りの駅でお昼を食べる
ベーコンハンバーガーと珈琲
このベーコンが驚くほど小さい
とりあえずお腹に入れて
コージーコーナーのお菓子
クッキーのセットと
自分たちも食べる積もりで
シュークリームを手土産に
お邪魔した
玄関もお部屋も綺麗に整えられ
紅葉の絵の短冊
次のお部屋の床の間には
阪正臣の紅葉の和歌が掛かる
早速
お煎茶を出して下さり
霜柱のお菓子を頂戴した
暫しのお話しの後には
本物そっくりの柿の形のこなし
今度はお抹茶を一服
お喋りは盛り上がり
ご趣味の時代の更紗など拝見
「シュークリームをお持ちしたので」
お土産にお持ちしたのは
コージーコーナーのシュークリーム
普通はあり得ないが
残ってもお困りのはず
と
自分も食べたいので
恥ずかしながら
二回も訴えてしまった
シュークリーム
美味
おなかは
結構いっぱい
ああ
楽しかった
祐子内親王家紀伊
うすくこく
そめかけてけり
たつたひめ
もみぢのにしき
むらむらにみゆ
祐子内親王家紀伊
ゆうしないしんのうけ の きい。
生没年不詳
平安時代院政期の日本の女流歌人
後朱雀天皇の皇女祐子内親王の女房。
女房三十六歌仙の一人。
一宮紀伊、紀伊君とも呼ばれる。
従五位上民部大輔春宮亮平経方の娘とも、
藤原師長の娘である
堀河院御乳母典侍紀伊三位師子と
同一人物ともいわれており
父親は定かではない。
母は「岩垣沼の中将」の作者
祐子内親王家小弁(こべん)。
紀伊守藤原重経(素意法師)は兄とも夫とも言われている。
(ウィキペディアヨリ)
気持ちの良い1日
金曜日はゴミ出しの日
段ボールも紙類も出せる
ただし早めに出さないと置場所が限られてしまうので
早起きして出す
やっと終え木戸より家に入ると
足もとには落葉がちらほら
拾いはじめたら止まらない
一つ拾うと その先にまた紅葉
縮れて紅葉の色も悪いけど
拾って また拾う
箒で はけば良いのに
やり始めると止まらない
でも
腰が痛くなりそうなので
ただちにやめ
早起きの寝惚けまなこだったのが
陽に当たってると
目が覚めるらしい
覚醒した
藤原俊成
いつしかと
降りそふ今朝のしぐれかな
露もまだひぬ
秋の名残に
今日は
午前中はずっと動かず
ビデオを観てた
その一つ
NHKのアニメ
「不滅のあなた」が気にいっている
シーズン1は2021年の4月から8月に放映して
とても気に入った
そのシーズン2は
2022年の10月から始まった
ビデオに撮っておいて
楽しみに観ている
のんびりもいいね
写真は
川端道喜の利休餅
日曜日の京都の帰り
新幹線の中で食べた
美味し
はつ冬や空へ吹る ゝ蜘のいと 召波ショウハ
黒柳 召波
クロヤナギショウハ
1727(享保12年)~ 1772(明和8年)
江戸中期の俳人。
字は廷遠。通称は清兵衛。別号に春泥等。
商人の子として京都に生まれる。
後に江戸に入り、服部南郭から漢詩を学んだ。
宝暦の頃に与謝蕪村の門人となる。
今日は火曜日
週に一度ヨーグルトが七個届く
冷蔵庫にいれるとまだ四個残ってる
食べるの時々忘れてる
写真は皆既月食になる前の月
光って綺麗だったね
源実朝
白露のあだにもをくか葛の葉に
たまれば消えぬ風たたぬまに
あだ→無駄
今日は
炉の炭がたくさん届いた
そういえば頼んであった
雨が降るかも知れないので、今度の稽古に使うの炭を出して
残りは雨に濡れないようにカバーを掛けて
外に置く
冬至だが
まだ暖かいのを幸い
茶道具の出入れをする
写真は東茶会の辻留の煮物椀
蟹しんじょ
伊勢大輔
小夜更けて
こころしてうつ
聲きけば
急がぬ人も
ねられざりけり
小夜更けてとは
夜がしだいに更けていく
今日は金曜日
昨日の香の会で興奮しすぎたせいか
ちょっと寝坊した
焦る
日没が早い
暗くなり始めたら
あっという間の黄昏時
もうすぐ11月
そして12月もやがて来る
無事に年を越せますように
栄養をつけよう