goo blog サービス終了のお知らせ 

村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

二月の障子

2021-02-02 21:43:29 | 短歌・俳句の事

二月の障子すしめきつて何も思ふまい 鴻村

同感

太田 鴻村オオタコウソン
昭和・平成期の俳人 「林苑」主宰。
明治36(1903)~平成3(1991)
愛知県生まれ


今日は朝起きると喉がいたく
ひょっとしたら新型コロナにかかったかと
ドキッとしたが
いまだのところ喉は
なおった
熱はないから大丈夫
新型コロナウイルスには
絶対かかりたくないから
気は塞ぐが
何処にも出かけないことにしている
緊急事態宣言も伸びた
あと一ヶ月
猫と遊ぶ

今日は節分
京樽の恵方巻は
名前が違って「幸運巻」

南南東へ向いて
無言で一口に食べる
と言うらしいが
一食分としては多い
三分の一は後で食べた
太巻き食べると太る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草木蟲魚ソウモクチュウギョ

2021-02-01 22:43:55 | 短歌・俳句の事

手つなぎて草木蟲魚春を待つ 風生

富安 風生トミヤスフウセイ
1885年(明治18年)~1979年(昭和54年)
愛知県出身の俳人。
高浜虚子に師事。

可愛らしい俳句だ

二三日前
古物買取業者から電話があった
怪しいと思いつつも
ミシンがじゃまなので
来て貰った
凄く重い蛇の目ミシン
昔、足踏み式を卓上用に直したもので
とてつもなく重いが
百円玉ひとつで
売れた

午後は我ながら珍しく散歩に出かけた
15分くらいで1400歩
空は青く気持ちが良かった

明日は節分
恵方は南南東

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふゆふかみ 

2021-01-31 22:28:38 | 短歌・俳句の事

ふゆふかみ 
こほりやあつく 
とぢつらむ 
おとたえにけり 
たにかはのみづ
 京極関白家肥後
 キョウゴクカンパクケヒゴ

院政時代の代表的女流歌人の一人。
堀河院艶書歌合・堀河百首・永久百首などに詠進。

今日は一月晦日ミソカ
晦日正月ミソカショウガツ
初晦日ハツミソカとも
言うらしい
今年は新年の一月らしいこともせず
これという勉強もせず
寒いからと道具の片づけもせず
達成感は皆無のうちに
何となく
終わってしまった
明日から二月
二月は逃げると言うが
何かしないとね

今日は
森金さんとリモート茶花会
ラインビデオで見たが
すぐ固まってしまい
声も途切れてばかり
なかなか上手くいかなかった
夕方お手製のお菓子を持って来てくれた
写真がそれ
ご馳走様

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

或夜半アルヨワの

2021-01-30 22:17:11 | 短歌・俳句の事

或夜半アルヨワノの炭火かすかにくづれけり 芥川龍之介

今日は広島の凛さんから電話があった
久しぶりのお声を聞いて
嬉しかった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は満月

2021-01-29 22:55:54 | 短歌・俳句の事

藤原道長
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の
欠けたることも なしと思へば

今日は満月だ
空のお財布を満月に向かって降ると
金運アップですよ

お弟子様の直様に
教えて貰った

その後やってない

写真は
お弟子様のお持たせ
抹茶クリームと餡子が挟んである

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とくる春をや

2021-01-28 20:38:53 | 短歌・俳句の事

寂蓮ジャクレン
谷深み 雪にこもれる うぐひすも 
とくる春をや したに待つらむ

お菓子を取りにいらしてとメールして
また
お習字の添削とりに来て下さいとメールして
昼前にお弟子様が二人
別々だが見えた
 先週の金曜日に録画した「エバンゲリオン」
以前も夜遅くに見たところ
意味がよく分からない
暮れちゃんに説明を受けると少しは分かった気がした
中国ドラマの衣装の話しは
染色や布のことまで広がった
 雪子さんは楷書と行書を書いてるが
仮名も書いてみたいが
難しいと嘆いてる
そうだ
簡単なものは無いのだ

雪さんを玄関まで送ると
外はなんと霙ミゾレ
その後それは雪になって
雨になったが
家に入るときに写真を撮った
寒葵カンアオイ
常盤トキワの緑色

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燈下に書す

2021-01-27 23:03:50 | 短歌・俳句の事

冬ごもり燈下に書すとかかれたり 蕪村

蕪村が本を読んでいた
読み終えると
最後に
「燈下に書す」と書いてあった

というのだ
蕪村からしても
いにしえの人の書いた本
書き写した写本の
最後に
「燈下に書す」とある
冬ごもりの中の読書
そこで見つけたその文字

冬ごもりの蕪村の情景と
燈下で書写しているいにしえ人の情景と
二つの場面が思い浮かんだ


今日紫兎先生にお電話した
お元気のご様子で安心した
コロナ禍が過ぎてまたかつてのように
紫兎先生のお宅へ伺いたい
と念ず

写真は森金さんに頂いた苺

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春待つや

2021-01-25 23:43:00 | 短歌・俳句の事

春待つや赤き毛氈モウセン次の間に 星野立子

星野立子ホシノタツコ
1903年(明治36年)~ 1984年(昭和59年)
昭和期の俳人。
高浜虚子の次女。


今日はわりと暖かい
午後からサカチカさんが淡交を取りに来て
ついでに
楷書半紙の書き方の微々繊細なる指導を受けた
感謝だ
まだ締切日まであるから
明日またお習字しようかな

現在の等級は
私は7級
サカチカさんは8級なんだけど
それから
私の仮名半紙は
8月に入会してからずっと10級
森金先生の大先生の添削には
「お見事」
「恐れ入りました」
とコメント頂き
嬉しくなっていたが
一度も昇級できず
これも頑張ろう
今こそ
頑張ろう
暇なんだから

写真は
サカチカさんお持たせのスイーツ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒つばき

2021-01-22 23:18:59 | 短歌・俳句の事

寒椿月の照る夜は葉に隠る 貞

貞とは及川貞

及川 貞オイカワテイ
1899年(明治32年) ~ 1993年(昭和61年)
日本の女流俳人。
旧姓は野並ノナミ。
水原秋桜子の指導を受ける。

お習字の添削を森金先生が届けて下さる
サカチカさんもやって来て
しばしお喋りの凄いのなんの
大騒ぎという感じも
久しぶり
二人のお持たせのスイーツ
ペロッといった

帰りに庭のあけぼの椿を
一、二輪切ってお二人に渡す
間違えて凄く短く
切ってしまった
文鎮で押さえないと
ひっくり返ってしまう
写真はそれ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

りんとして

2021-01-21 21:47:10 | 短歌・俳句の事

水仙や白き障子のとも移り  芭蕉
 
御年八十七歳の先輩からの
寒中見舞いを頂いた
そこにも俳句

りんとして水仙たつや初点前

今日も寒い
ペン習字を少し練習
それとお謡を少しお稽古
家にいると三食とおやつに三時
食べてばかりで
一日過ぎる
これでいいのだろうかねぇ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水仙の花

2021-01-10 21:54:16 | 短歌・俳句の事

うつくしき素足の冬の来りけり
ちらほらと咲く水仙の花
与謝野晶子


写真は
お習字をしようと思い道具を広げてみたものの
そのまま
やる気がしないので
今日は何もせず

お出かけは全くなし
勉強会もとりやめ
お謡のお稽古も今月はとりやめ
このところの昼間の時間
何すりゃいいのか
悩む
とりあえず明日はお習字だ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒雀カンスズメ

2021-01-08 22:36:53 | 短歌・俳句の事

残るもの木賊トクサの青や寒雀 汀女

中村 汀女ナカムラテイジョ
明治33年(1900)~ 昭和63年(1988)
星野立子・橋本多佳子・三橋鷹女と
ともに4Tと呼ばれた、
昭和を代表する女流俳人。

金曜日の予定はキャンセル
新橋での能の勉強会を
楽しみにしていたのだが
仕方ない
辛抱だ

里芋の芽が伸びてきた
かわいい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は七草

2021-01-06 23:56:06 | 短歌・俳句の事

七草の
粥は真白し
七草の
ななくさなづな
青し七草
 若山牧水

明日は七草
冷蔵庫には小さな七草セットが入ってる

「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、
すずな、すずしろ、これぞ七種」

七種は、前日の夜にまな板に乗せて
囃し歌を歌いながら包丁で叩き、
当日の朝に粥に入れる。
とネットで見た
でも今日でなく
明日の朝トントンするつもり

七種ナナクサの行事は
「子ネの日の遊び」とも呼ばれ、
正月最初の子の日に
野原に出て若菜を摘む風習があった。
という
色々な行事もコロナ禍では制限される

明日は緊急事態宣言が発令されるから
今日の内に日本橋高島屋へ
行こうと思って
その前に寄りましたと
お弟子様が年初の挨拶に来てくれた
お召しの洒落た着物姿
帯はご自慢の縦錦とか
御年84歳
背筋はピーン
頭はシャキーンとしてる
凄いね
私は
半分寝間着の部屋着
比べるとちょっと恥ずかしい
カズ様は偉い

花びら餅と干支饅頭
今年の扇子
懐紙の束
を差し上げて
しばし稽古場はお休み
またお稽古にて会えますように

写真は昨日お弟子様に貰った
なだ万のおかず色々
昨日の夕食
ご馳走様

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒に入る

2021-01-05 22:50:19 | 短歌・俳句の事

寒に入る木像の眼の硝子玉 誓子

今日は小寒 
寒に入った
茶室に入るとびっくり 
冷たい空気に驚く
お菓子が届いた
花びら餅20個
上用饅頭20個
今月のお稽古を
すべてお休みにしたところだから
お菓子はお弟子様に
取りにきて貰った

大皿に出すと無残な感じ
お茶が出来ず残念

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のどかなる

2021-01-03 23:49:18 | 短歌・俳句の事

のどかなる
空の色かな
年たちて
ゆるぶは人の
こころのみかは
樋口一葉

正月三日
箱根駅伝のゴールを観終え
従姉のケイコちゃんは帰った
今年は初詣にも出かけず
映画も観に行かず
炬燵に入り
テレビをみる
ビデオをみる
朝昼晩の三食と
おやつを食べて
愉快な正月

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする