人と人が語りあうとき、話の前提としていつでも共通の空間があります。どの空間を話題にして話し合っているのか、会話する二人はいつも知っています。
二人の周りの空間について語り合う場合が一番シンプルです。一緒に目で見ながら語ることができます。目の前にはない遠い空間、あるいは想像上の空間についても、私たちはやすやすと、話し手と聞き手が同じ空間を思い浮かべながら会話することができます。そのような空間は言葉で語られ、また絵に描かれます。
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