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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

予測がなければ言語はない

2012年03月20日 | xx8私はなぜ明日を語るのか

Wiktor_michajlowitsch_wassnezow_001 「俺たちに明日はない」という言葉は、分かりやすい。あの映画のタイトルにピッタリです。まあしかし比喩としては傑作ですが、本当に字句通りと受け取ると、あり得ない言葉です。明日を考えることのない人は(拙稿の見解では)物事の予測ができない。予測ができなければ人間の行動を言語で表せないので言葉を使いこなすことができません。言葉を理解できない人は、当然どんなセリフも言うことはありえないでしょう。

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俺たちに明日はない

2012年03月19日 | xx8私はなぜ明日を語るのか

そうであるとすれば、私たちは現在を生きる存在であるというよりも、明日を生きる存在である、ともいえます。逆にいえば明日がなければ私たちはない。「俺たちに明日はない」と本気で思っている人がいるとすれば、その人たちはふつうの人間ではない、ということですね。明日はないと思っている人たちがなぜ銀行強盗を働いてお金をためるのか?矛盾です。今日の欲望を満たすためだけの犯罪ならば銀行強盗よりも無銭飲食のほうが理屈に合っています。実際、人間以外の動物は無銭飲食はしますが銀行強盗はしません。

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今すべきこと

2012年03月18日 | xx8私はなぜ明日を語るのか

Vastnetsov_1914 そもそも私たちは、なぜ忙しいのか? 

ふつう、明日あるいはこの数日の予定が多い人ほど今日も忙しい。当然、今日のうちに明日以降に備えて準備しなければならないからでしょう。現実に追われて、今すべきことを懸命にしているので忙しいのです。私たちは明日の自分を現実として身体で感じています。それだから今しなければならないことが現実として迫ってくるのでしょう。

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身体がそういう気持ち

2012年03月17日 | xx8私はなぜ明日を語るのか

日常生活で、私たちはふつう十分に忙しい。たいていの毎日は、明日の準備で忙しいのです。

今日が木曜日ならば明日は金曜日の仕事がある。明日十時から共同事業の山田さんと来月の企画の打ち合わせがある。午後は二時までに部内会議に出席しなければならない。今日が金曜日ならば、明日は土曜日で仕事がない。その代わりに午前中はテレビでサッカー実況を見なければならない。午後からは繁華街にでかけて遅い昼食をとってからショッピングモールでウィンドブレーカーを探さなければならない。

それら明日の予定は、別にじっくりと作戦を練って考えたわけではなく、なんとなく当然のごとく、仲間(あるいは家族)に合わせているというか、自分としても身体がそういう気持ちになっているからそうしようと私は思っている、ということです。

拝読ブログ:気持ちの持続と、曲の長さ:おと~音楽へ:So-netブログ

拝読ブログ:エンジェルハンドのお部屋から~。アロマや、クリスタル、日々のコト。:いよいよ最後の夜ですなぁ~~~・・。

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現実が白昼夢

2012年03月16日 | xx8私はなぜ明日を語るのか

Vasnetsov_sirin_alkonost_2 このことはあまりにも当たり前なので、私たちは自分たちが言葉を使うことで現実を集団的に把握していることに気づいていません。私たちはまれに、言葉が全く通じない外国で孤独になったときなど特殊な状況で、現実が白昼夢のように頼りなく感じられる経験をしますが、すぐに仲間と通じ合うふつうの日常生活に戻るので、やはり現実の頼りなさを自覚することはあまりありません。

拝読ブログ:シドと白昼夢/椎名林檎 - 今日のできごと

拝読ブログ:As Time Goes By 眼中の人(その1) - 関東大震災

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