日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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玉野市庁舎整備・市民説明会では

2024年06月04日 | 玉野市政
 6月2日(日)午前10時から開催の「玉野市庁舎整備基本設計市民説明会」(2回目)に出席した。説明席には市側は市長と公共施設担当部長、事業者側から西松建設、㈱山下設計等の方々が出席。基本設計、建築計画等の説明を受けた。その後、参加者から質問や意見が出された。
 出席者の意見で気になった点など、
①地震対策・液状化対策として、杭を打ちようがどうなるのか。地下50m~60mまで軟弱地盤があるとしているが、「ボーリング調査箇所が5カ所程度では不十分」との意見が出た。全ての杭を花崗岩の岩盤まで打ち込み、地盤への完璧な液状化・地震対策を講じることが必要で、そのためのチェック体制の強化が求められる。津波、高潮、巨大地震への万全の対策を図るため、市当局・議会・設計監理等でのチェック体制強化は必須である。

②事業費・建設費の課題である。基本設計時点では
 設計・施工業務(DB)で税込約53.5億円
 設計・施工業務(DB以外)で約16.0億円
 予備費として      約0.9億円
   合計 約70.4億円とある。
 これも今後の物価上昇などで建設費が上昇する可能性がある。
 手抜きなく、適正に施工・完工し、市民目線から可能な限り事業費を抑制することが求められている。

③施工期間、納期に数か月の遅れが発生するのではないか、との質問もあったが、現時点で明確な答弁はなかった。

④いずれにしても国からの有利な起債である「緊急防災・減災事業債」(充当率100%、交付税措置70%)を活用し、37.1億円の国の交付税(補助金のようなもの)を見込んでいる。現基本計画の財源計画のように、玉野市の実質負担額が約33.3億円に抑えられるよう最大限に取り組んでいくことが肝要である。


 









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