goo

パートナーの選び方

P社の技術者へSa-ライブラリの考え方の説明を行っていました。その時に、新しいシステムを作るときのパートナーの選び方を感じました。

私の場合は、やることに対して、作るだけ人をいりません。当然、管理とか監視の人もいりません。思いを一緒にして、知恵を出してくれ、考えてくれる人をパートナーにします。

20年前の東富士のときに、データ解析システムを改善するために、その頃は、まだバークレー版とスタンフォード版の規格が統合されていないユニックスをY社のSAT課長が提案してきた。だから、彼とパートナーを組みました。実験室と設計室をつなぐ光回線を有効活用して、一気にTCP/IPの世界に持っていきました。

その後に、名古屋に来て、その後進性には驚きました。何しろ、F社とN社しかなく、彼らができることしかしていなかった。その上、彼らは言われたものを作るだけの会社で、作ったものが悪いと使わないユーザーが悪いということですましてきた。

F・Nから脱却しようとしたら、彼らからの助言で基幹システムの開発から外されました。彼らはホッとしたでしょう。私のミッションをネットワークとパソコンをベースとしたシステムの開発に切り替えました。そこでは自分でパートナーを見つけることにしました。衛星配信の時もコンビニ配信の技術を流用しているシステム会社をパートナーにしました。

今回のSa-ポータルは、なぜかU社です。彼らはF・N社と同じ体質を感じています。だから、Sa-ライブラリに対しては、まともなパートナーを探しています。そのために色々な方面に声をかけています。

今回、P社にお願いしているのは、Sa-ライブラリのエッジサーバのアイデアに彼ら自身の価値観で乗れるかどうかです。そこに自社のニーズを感じるかどうか、その将来が見えるかどうかです。このエッジ・サーバは私がThink Glonbally, Act Locallyの考えに基づいて設計したのは確かですが、その考えを拡大できるかどうかにかかっています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ハンガリー195... 「のだめ」と... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。