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要旨編集 4.歴史 2

4.4 地域の認識から幸せへの道
 4.4.1 歴史哲学から新しい歴史観:国民国家から分化と統合の二元化する傾向にあります。根幹の歴史哲学からまとめていく。平和を主張する世界です。存在の力をベースに、社会構造を数学的に認識したサファイア循環で歴史哲学を作り出し、コミュニティの知識と意識で市民に展開する。
 4.4.2 サファイア認識で地域から変える:歴史の内にも、サファイア循環が存在する。そこから、世界が見えてくる。サファイア循環は全体を見て、先を知るための数学モデルです。国民国家は限界に来ているが、地域は健全です。今後のインフラは地域の知恵を体現化する。生活のエネルギーは地域で作り出す。
 4.4.3 多くの人が幸せになれるシナリオ:環境は人が増えれば増えるほど悪化する。これを増えれば増えるほど良くなることにしたい。そのためには、個人が分化し、互助することです。図書館と生涯学習が知恵を作り出す。地域など周縁の変化が全体に変化を及ぼす。統合のためには相互関係を十分に理解することです。
 4.4.4 分化と統合での幸せへの道:グローバル化に対抗して、多様な地域ガバナンスで、地域の要望に合った仕組みを市民自ら作り出す。地域を活性化した上で、つながりを求めるために、中央にアピールする。中央は統合機能で、地域のエネルギーを最大限にする。歴史を変えて、平和の道に向かわせる。

4.5 中央集権から地域主体へ変わる
 4.5.1 地域の価値観でクライシスに対応:簡単にクライシスは起こった。歴史のコード化でクライシスは頻繁になる。地域は国に依存してきたが、連鎖的崩壊を起こした。今こそ、国などの画一的な対応から、ローカルの多様性を活かすために自立する。復興に際しては、元に戻るのではなく、歴史のページを先に進める。
 4.5.2 地域の意思決定で国に対抗する:地域の武器は、市民の存在の力です。ソーシャルネットで情報共有させて、何を行うかを決め、自ら行動する。コミュニティでの知識と意識で地域をカバーする。地域での意思決定は、テーマとグループを中心に決めていく。その活力を統合の元で、国全体をカバーさせていく。
 4.5.3 情報共有がコミュニティをつなぐ:歴史を変えるために、先人はさまざまなツールを準備してきた。インターネットがソーシャルになり、柔軟なつながりが可能になり、市民の生活も情報共有でつながるようになってきた。企業・行政も対等な関係でつながることができる。社会ライブラリで知の共有も可能になった。
 4.5.4 歴史はゆっくり環境社会に変わる:地球的規模の課題に対応するために、2050年までには環境社会になる必要がある。情報共有のコラボから市民意識を変えて、地域からサファイア社会を目指す。経済的・自然的・環境的なクライシスに対応しながら、ライフスタイルを含めて、環境社会にゆっくり変わる。

4.6 市民と地域と国の構造が変わる
 4.6.1 Local meets Globalで国民国家:国家以前はバラバラに地域が単独に損じしていた。フランス革命を経て、国民国家に向かった。その先に、意思の力の元で全体主義があった。軍がローカルを支配する専制主義に対して、ローカルから反発がある。そして、ローカルから支持されることで民主主義が主流になった。
 4.6.2 Global meets Localで地域統合:ローカルを吸収して、グローバル化してきたが、テロとか環境問題での反発を引き起こした。そこで、ローカルは目覚めて、方向を転換させてきた。グローバル化が進んだ企業は国を超えると同時に、ローカルを活かす道を進んでいる。国民国家も超国家で課題解決を図る。
 4.6.3 地域コミュニティを国が支援する:そして、コミュニティが主役に躍り出た。同一価値観で動けることで、世界の位相を変化させる。トルコの観光立国は地域のエネルギーと知恵を発揮している。グーグルなどのグローバル企業は支援に回っている。市民が主役のコミュニティが地域を活性化していく。
 4.6.4 地域と超国家のサファイア社会:コミュニティは、バラバラな地域社会とは異なる次元の存在になる。市民に対しては、生活者意識をネットでつなげ、コミュニティのライブラリで知恵を蓄積させる。危機感を共有し、場として、コラボで行動する。その上で、国および超国家と双方向でつながり、循環する。

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