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全てを知ることのロジック

弱点をプラスにする

 今は確固たるものがない。ここから、いかに絞り出すか。

 そのためには、三猿を徹底させます。バッハの無伴奏チェロ曲にも期待を掛けましょう。

 考えることだけに集中させます。それ以外のものは、パートナーといえども、外します。

 弱点を全て、プラスにします。見えないこと、言えないこと、聞こえないこと、それらをすべて、自主的にします。見ないこと、言わないこと、聞かないこと。

 だから、内側にエネルギーを向けます。一瞬たりとも、考えないことができるかどうか。

全てを知ることのロジック

 一瞬たりとも、考えないことができるかどうか。

 全てを知るというのは、小さな穴から外を見るのではなく。取り囲む周縁から、中を見ていくという視線です。外から見るためには、哲学とか数学が必要です。アナロジーよりも大きな概念が必要です。この空間には、色々なところに穴が開いています。特異点から見て、それをつなげれば、全体が見えてきます。

 部品表の逆ピラミッドのアイデアも生かすことができます。目的を見ていくことで、集合関係を変えました。

 ポイントは部分は全体よりも大きいことです。ローカルはグローバルをカバーします。ローカルあらグローバルに向かっていけます。ローカルの目的を狭めた部分がグローバルの目的です。集合は目的をインバリアントとして、成り立ちます。つまり、共有部分をグローバルにさせて、それ以外の部分をローカルで多様にしていくことです。

 これはエネルギー問題の解決策ともつながります。ローカルは地産地消で、グローバルは企業などのエネルギーを全体効率で対応させます。

 ローカルの周りには、ローカルのローカルである個人が取り囲んでいます。グローバルの核には、グローバルのグローバルである超国家があります。部品表の逆ピラミッドはハイアラキーそのものを集合関係に置き換えた、画期的なアイデアです。それがヘッドロジックそのものです。

 一種の群論のようなものです。異なるフィールドに置き換えることで、集合関係を逆転させてしまう。逆転させることでロジックができます。無限な集合が有限群に変わるようなものです。

 問題は、この内容を未唯空間のどこのフェーズに入れるかです。

 部分が全体よりも大きいから、全体を把握できる。ローカルに在りながら、グローバルが見えるのです。このロジックを使えば、全てを知ることができます。ローカルから全てがわかります。

 これは、DNAと同じ考え方です。細胞の中に全ての情報がある。

 逆に言うと、部分が変わると、全体が変わるということです。全体が変わっても部分は変わりません。

どうなったらいいのか

 では、どうなったらいいのか。時間は勝手に与えられています。自分にとって、どうなったらいいのか。存在から見た時に、意思から見た時に、どうなったらいいのか。

 元々、個人の問題ならそんなことはどうでもいい。家族の問題ではないです。どうあったらいいのか。全てを知って、どうあったらいいのか。多分、知ったとしても同じですね。

 権力を持っても、維持するのに汲々とするだけです。むしろ、捨てた方がいいです。宗教は大体、そんなもんですよ。そんなものはない方が楽に生きていける。南無阿弥陀仏ではないけど、帰依せよですね。その上で、聞きます。どうしたらいいのか、どうあったらいいのか。

仕事のロジック

 仕事というものは、そういう範疇に入らないでしょう。仕事は完全に時間つぶしです。時間つぶしで、お金が入ってくる仕組みを組織は作っています。すばらしいことです。これはローマ時代と一緒です。

 奴隷に仕事をさせて、自分たちはのんびり過ごす。結局、それはエネルギーをなくすことです。

私に見えないものは、存在しないもの

 ワイシャツにコーヒーのシミがあるみたいです。だけど、私には見えない。見えないものは存在しない。

意志の時代から存在の時代に変わる

 孤独と孤立は意志の力とは、大きく異なっています。今後の存在の時代には、孤独と孤立です。

 今、意志の力の時代が終わろうとしています。今後は、存在です。内側の世界が中心になる。内側に向きながら、外に向かっていくためには。自分が孤独であることです。

 現象学は孤立と孤独の方が合っています。存在には他人を必要としない。意志の力は、他人が前提です。

 意志から存在の時代に変わった分岐点はどこなのか。そして、2050年は完全に存在の時代です。そう考えると、2015年が分岐点であり、確認ポイントは2030年です。
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