goo

8.6.1~8.6.4

8.6.1「社会のヘッド」

 社会を配置にしたときに真ん中はヘッドにする。ハイアラキーではここの動きが制約される。

 ヘッドの下位の柔軟性が可能になる。市民の多様性を引き出す。上位の拡張性で国を超えていく。

 一番の特徴はヘッド自体が進化していくこと。ヘッドを従来の国として扱ったり。個別として扱うことができる。地域には依存しない。

8.6.2「クラウド支援」

 配置において、企業の役割はヘッドを支援することで、個の力を増すこと。これはフェースブック、グーグル、アマゾンのような動きになる。個に対する理念を持って行動する。

 知のインフラ、つまり、情報共有は整備されつつある。各企業の得意とするコンテンツを持って、個に対する環境を作り出す。カーメーカーはクルマというコンテンツで生き抜くために何をするのか。

8.6.3「各自の世界」

 各自の世界を内に作るのが配置の前提。自立して動くためには必須。未唯空間はそのために作られた。構造はコミュニティと同じカタチになる。入口は一つにまとめられる。

 コンパクト集合になるので、境界は開であり、閉である。オープンにして、問えば応える仕組みにする。自らは発しないのが原則となる。

8.6.4「社会へ外延」

 内と外をdualにしていく。外は内で、内は外。それがオープンであり、クローズな構造を作り上げる。内のコミュニティ概念を外なる世界のコミュニティに体現化する。

 それを行なうことで、社会を取り巻く世界、さらに宇宙ともつなぐことができる。dualはどこでも存在する。

トヨタのノキア化

 ノキアにはトヨタと似ているところがある。だから、フィンランド出張の時に、ノキアを選んだ。テーマは社会と企業との関係。思うとこのテーマは今のトヨタのためにあったような気がする。

 今の経営陣ではノキアの道を辿ることになる。地域の役に立っていない。地域を担う販売店に方向を与えていない。これではクルマの多様化には対応できない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 天気のいい日... 豊田市図書館... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。