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5.仕事 1/2

5.仕事
 5.1 思いをカタチに
  1.それまでの仕事を3つのフレーズでまとめた。「皆の思いを自分の思いに」「自分の思いを皆の思いに」「思いをカタチに」。これを仕事の基本にした。
  2.名古屋で「カタチに思いを」を追加して、循環するようになった。
 5.1.1 皆の思いを自分の思いに
  1.課長になった時に、それまでの自分の仕事を振り返って、この言葉を生み出した。まずは思いを「聞く」ことから始まります。
  2.ポイントは先入観を持たないこと、データから客観的に調べること、その上で、「聞く」ことです。
 5.1.2 自分の思いを皆の思いに
  1.仕事への思い、ユーザーへの思い、グローバルからの思いをまとめ上げるには、個人の思いが重要です。
  2.思いを仮説にすることで、皆に見せることができる。思いのまま伝わればいいけど、それはムリです。
 5.1.3 思いをカタチに
  1.作ることは、電算部と東富士で徹底的に行った。プロと組めば、かなりのものをカタチにすることができた。
  2.カタチにするには、ローカルの動きだけ見るのではなく、社会の動きに沿ったものにしていくようにした。社会の動きを収集することは、仕事そのものです。
 5.1.4 カタチに思いを
  1.「作る」ことが主であった時には、作ればおしまいでした。使わないのは、「ユーザが悪い」で済ましていた。「使う」ためには、使えるようにすることが重要です。
  2.「使う」ことを主体的にやってもらえるように、説明会、デモ環境、個別アプローチなどに知恵を出している。
 5.2 ローカルとグローバル
  1.Think Globally, Act Locallyというキャッチフレーズから、ローカルとグローバル、「考え」と「行動」で分類した分析手法に取り組んだ。
  2.その手法をメーカーと販売店の関係に当てはめて、課題を整理した。
 5.2.1 ローカルで考える
  1.仕事面で、Think Locallyをイメージした。ローカルでのミッションが明確でないと、何も生まれてきません。
  2.これは、販売店本社の立場です。ローカルの核になる。我々との接点は、企画部門でなく、システム部門で、本社でも弱い立場にあります。
 5.2.2 ローカルで実現
  1.Act Locallyは現場である店舗の活動をイメージした。店舗のミッションは本部からの指示をうける部分です。
  2.店舗内での知恵での活動、メーカーへの提案にも関心がある。
 5.2.3 グローバルで企画
  1.大きな組織になるほど、企画次第で、全体効率が落ちるし、ローカルへの負荷が増します。
  2.グローバルで、企画するには、ローカルを大まかに捉えると同時に、組織に神経をめぐらすことが必要です。
 5.2.4 ローカルを支援
  1.Act Globallyとして、販売店インフラを作り上げた。グローバルが一方的にシステムを押しつけるものではなく、ローカルが使えるようにするために、ファシリテーションしています。
  2.メーカーの企画部署が、現場出ある、店舗からの声を聞ける仕組みを考えます。
 5.3 販売店システム
  1.サファイア循環の流れで、4つの分野(本社、店舗、企画、開発)でシステムを開発し、展開してきた。
  2.基幹系システムよりも、販売店内のコミュニケーション部分について、販売店を支援する姿勢がポイントになる。
 5.3.1 本社でのシステム
  1.Think Globallyの役割を果たす、具体的なシステムを開発してきた。
  2.ライブラリ機能から情報共有、そしてコミュニケーション機能まで順次、拡大してきた。
 5.3.2 店舗支援システム
  1.店舗を活性化し、スタッフをナレッジ化することで、お客様とのコミュニケーションが可能になる。
  2.ポータルで、安心して発言できるグループを保証するシステムを展開してきた。
 5.3.3 コンセプトの明確化
  1.販売店システムを進化させるために、理念を明確にして、シナリオに従って、システム化してきた。
  2.サファイア循環をベースに、情報共有からアイデアシステム、双方向コミュニケーションツールで、皆が参画できるようにする。
 5.3.4 インフラの再構成
  1.販売店システムのインフラとして、直接、店舗を支援できる、Sa-ネットを展開してきた。
  2.情報共有を実現するには、イントラに閉じこもるのではなく、クラウドサーバ、インターネット技術などを取り入れていく。

(つづく)
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