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歴史Ⅲ追加 7/8

4.7.1 Local meets Global
 4.7.1.1 国家以前
  □ギリシャの土地はバラバラです。道路も鉄道もバラバラだし、人の意識もバラバラです。団結した時のイメージだけが残っている。今後の社会はバラバラのものがネットでつながったときに、個人の強さがメリットになる。
 4.7.1.2 全体主義
  □モブ(暴力的な群衆)である。失業者、チンピラ、ならず者、右翼、犯罪者、…。社会から落ちこぼれた人びとが、不平不満を抱いて、街頭に集まった。ナチスは、モブを温床にして、大きな勢力にのしあがった。
 4.7.1.3 専制主義
  □専制政治が崩れようとしている。共産主義もナチも崩れた。グローバルでのコントロールは無理です。農業からきた産業国家もやばいです。ネットのコントロールは無理です。超国家もテロもやばい。第三の道を一緒になって選びましょう。
 4.7.1.4 民主主義
  □民主主義形態が変わっていく。そちらの方から見ていきましょう。それでもって、歴史が変わるかと言うところまで来ています。上からだけでもなく、下からも変わります。ローカルとグローバルが一緒になっていきます。それによって、安定さが違ってきます。

4.7.2 Global meets Local
 4.7.2.1 環境とエネルギー
  □グローバリゼーションの進展にともない拡大した国家間の貧富の格差こそが、近年、相次ぐテロや国際紛争の火種なのである。地球温暖化による海面上昇、旱魅による穀物の収量の減少に起因する世界的な食料不足は、いわゆる環境難民を生み出す可能性が高い。
 4.7.2.2 テロに向かう道
  □イスラムの世界は、グローバルに対して、反抗しました。テロの時代です。アメリカとソ連の代理戦争です。その結果、アメリカが勝ったけど、9.11のテロのような世界に対して、アメリカは打つ手がなかった。
 4.7.2.3 EUのTGAL
  □通貨ユーロには、戦争に明け暮れた欧州に平和をもたらすという象徴的な意味合いがあるといわれる。もちろん、しかし、同時に経済政策の主導権争いも進行していた。政治的には東西統一で強大になるドイツが独自路線に向かうのを防ぐという意図も隠されていた。
 4.7.2.4 企業の動き
  □携帯電話やインターネットは便利な道具ではあるが、本当の意味で、我々人類の生活を豊かにしたと断言できるような付加価値を生んでいない。いずれ飽きられる。利活用が生む真の付加価値。これを実現できている国や事業者はまだどこにもいないのだ。チャンスは日本にもある。

4.7.3 新LmG
 4.7.3.1 グーグルの世界
  □そうしている間に、グーグルのような世界が生まれてきました。国を超えながら、自分たちは仕組みを構えながら、実際はローカルが動かします。自分たちの利益を拡大するのではなく、ローカルにメリットに戻します。新しいLmGのカタチです。
 4.7.3.2 観光立国
  □ギリシャ・トルコ・エジプトの時は「観光立国」で比較していくことを決めて、正解でした。観光のようなカタチでローカルを活き活きとさせながら、そこの多くの人が支持を受けるやり方です。平和が前提になってきました。
 4.7.3.3 新しい価値観
  □ワールド・シフトとは、文明の発展の方向性を変える。持続可能で平和な世界への変革という目的のために、すべての存在がつながっているとの認識に立ち、人類全体、地球全体を視野に入れて、自信の言動や行動を決定していこうとする活動。
 4.7.3.4 新しいLmG
  □軍事力を後ろ楯にした強固な支配体制が敷かれていた国々で、いかにして民衆革命は成功したのか。その大きな原動力になったのは、ソーシャルメディアだ。ソーシャルメディアが、多くの市民が団結し、行動を起こすのに一役も二役も買ったのである。

4.7.4 未来の社会構造
 4.7.4.1 分散ネットワーク
  □スマートグリッドの本来の目的はエネルギーの分散です。単純にはできません。受け口がいります。それを個人にしては、とてもじゃないけど、やっていけません。
 4.7.4.2 歴史のライブラリ
  □歴史のライブラリ、これが最大の収穫かもしれない。支援の連鎖で安定剤はライブラリであった。循環にとって、ライブラリは欠かせない。最大の循環である歴史でのライブラリを求めることが歴史を変えることにつながる。
 4.7.4.3 コラボレーション
  □マーケティングもお客様視点で作り上げている。その意味ては、コラボレーションは必要です。お客様の意識のためにはライブラリです。それを全体効率していくためにはネットワークを使うのと、使うこと主体のクラウドみたいなカタチで提案していくことです。
 4.7.4.4 事務局機能
  □政府そのものを「事務局」と位置付けます。今の日本の政府は「事務局」以下です。何の手助けにもなっていないし、何の方向も持っていない。アジアに対する力も持っていないし、世界に何も発信していない。
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