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「未唯への手紙」の「社会」編の三巡目 市民参画 その1

未唯へ。三巡目のメインテーマは「市民参画」です。本当は社会における「サファイア循環」の構図を述べたいのですが、それでは大きすぎるので、とりあえずは市民参画に絞りました。

四年ほど、環境学習施設を対象に分析しています。この施設には「エコット」という名前が付けられました。市役所、NPO、ボランティア、地域とのかかわりなど、市民参画の多くの現象を見ることができました。私自身は、インタープリターとしての行動を避けています。私の役割はファシリテーターだと思っています。

市民参画にとって、一番大事なことは「アピール・アンケート」です。要するに市民に発信していくということです。このアピール・アンケートという言葉はハメンリンナ視察の時に感じた言葉です。Sa-ポータルにも、アピール・アンケート機能を作り込みました。市民の情報共有ということではSa-ポータルと市民参画の狙いは一緒です。SNSもアピール・アンケートだと思っています。

市民参画と同時に考えないといけないのは、市民格差です。豊田市というのは豊かな町です。求人倍率が3倍です。青森とか沖縄に比べると大きな差です。その豊かさをどう生かすかを考えないとダメです。豊田市には豊田市の役割があります。先行して、ものごとをこなしていくことです。

市民参画の一つとして、枝廣淳子さんへメッセージを送りました。私にとっては「未唯的な人」、ファシリテーションできる人をもっと増やしたいので、枝廣さんに期待しています。

いい反応は得られなかった。「私のことを批判している人がいる」ということが彼女のブログに書かれていました。環境問題が目立つ社会になってきて、彼女の才能が前面に出てきました。神輿の上に乗っている感じになっています。ローカル(地域)で活動している人と一緒にやっていかないと壊れると言いたかった。だから、ファシリテーターとして一緒にやりませんか、ということを言いたかった。どこかでまた会いましょう。

(つづく)
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