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てらまち・ねっと



 岐阜県の裏金、昨日の投稿で、森元前副知事が「梶原知事も知っていた」と表明したことに触れた。当然、朝刊各紙はその話題。
 朝日新聞の「94年度時点の裏金の額は、当時の県職員1人あたりに換算すると約6万3000円。課・室平均では123万円」は分かりやすい数字。

 昨日午前11時から梶原前知事の会見があったので、夕刊や9日の朝刊は、その話題。昨日の古田現知事会見のことも、今日、この後で紹介する予定。

 この問題で、東京のテレビ、キー局各社が岐阜に入ってきた。
 昨日は、A局のインタビュー。東京からディレクターとアナウンサーとカメラ、スタッフの4人で来て、まずこちらに。早ければ9日朝流すという。
 夜、B局の打ち合わせ。今日、明日と続く。
 明日は、C局のインタビュー。
 問題解決のために、全国展開になることはとてもいいこと。

 それで、バタバタしていて、今日は、インターネットの記事データを引用させていただく。
 なお、今回の問題、私は購読している新聞5紙は全部切り抜いている。それは、岐阜県の対応が緩い場合は、こちらが告発などしないといけないから(記事と文字データは、それらのときの証拠)。

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 ● 裏金点検「必要ない」 岐阜県元副知事が進言 8日中日
 岐阜県庁の裏金問題で、裏金の処理を指示したとされる当時の副知事、森元恒雄氏(現参院議員)が7日、本紙の取材に対し「梶原拓知事(当時)が県庁内の経理を総点検しようと提案した際に『裏金があったとしても、自ら明らかにする必要はない』と進言し、梶原氏もそれを了承した」と当時の経緯を語った。森元氏は「知事も裏金があること自体はうすうす知っていたと思う」と話している。
 森元氏によると、全国の自治体で裏金問題が持ち上がっていた1990年代半ば、梶原氏が岐阜県でも裏金があるだろうから、総点検して洗い出そうと提案。しかし森元氏は「自発的に調べて、もし裏金問題が明らかになった場合、在任期間の長い梶原知事は責任が問われる」と進言し、了承を得たという。
 森元氏は一方で「梶原知事に、今回の裏金の具体的な情報は報告されていなかったと思う」と述べ、梶原氏の関与は否定した。森元氏は「本当は私も裏金を徹底的に調べて公表したかったが、知事に傷がつくことや、県庁職員の士気が下がると思い、やむなく進言した」としている。
 森元氏は同日、自身のホームページで「岐阜県裏金プール問題」と題した手記を公表し、この中でも一連の経緯を説明。自身の責任について「事務方のトップとして私に責任があるのは当然。ご迷惑をおかけした県民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪している。

 ◇梶原前知事「了解した記憶ない」

 梶原拓前岐阜県知事は、森元氏の発言について「(庁内調査を行わないことで)了解したという記憶はない。仮にそういう話をしたのなら、その後のことも報告があるはずだが一切なかった」と述べた。
 梶原氏は8日、県庁で記者会見する予定。


● 岐阜県裏金 「梶原前知事も了解」 本人は否定 森元元副知事がコメント 8日読売
 岐阜県の裏金問題に絡み、当時副知事として裏金を職員組合にプールするよう指示したとされる森元恒雄参院議員が7日夜、一連の事情について、梶原拓・前知事が了解していたとするコメントを読売新聞社など報道機関に寄せた。コメントには「県庁全体が混乱するため、推移を見守ることを了解してもらった」との趣旨を明記している。梶原前知事は、「裏金について全く知らず、了解するはずもない」と、これまでの主張通り、関与を全面的に否定している。
 コメントは、A4判の用紙2枚に印刷され、読売新聞社には、秘書を通じ、東京の事務所からファクス送信された。肩書は参議院議員と記載されている。
 それによると、森元・元副知事は、組織ぐるみで工面した裏金を職員組合にプールし始めた1998年度当時について、「知事自身、在任期間が長く、知事を含む幹部職員が裏金作りや、その存在を知らなかったとは客観的に言えない」と振り返り、「実態を公表すれば、知事への批判、職員の動揺、相互不信、責任のなすり合いなどが生じ、県庁全体が混乱し、職員の士気も著しく低下させることが懸念された」としている。その上で、「しばらく推移を見守ることは、知事の了解もいただいていた」と、梶原前知事の関与を指摘している。
 梶原前知事は7日夜、読売新聞の取材に対し、「全く覚えのないことだ」と、関与を全面的に否定した。梶原前知事はきょう8日午前、県庁で記者会見する。
(2006年8月8日 読売新聞)


● 岐阜県裏金問題、当時の副知事「知事了承で公表見送り」 8日日経
 岐阜県の裏金問題で、県職員組合に裏金を集約した1998年度当時の副知事の森元恒雄参院議員は7日、梶原拓前知事の了解を得たうえで、全容解明や実態の公表を見送り、最終的に組合にプールした経緯などを明らかにするコメントを発表した。裏金についての関与を否定している梶原前知事はこの問題について8日会見する。

● 岐阜県の裏金問題、梶原前知事も認識 8日朝日
 岐阜県が組織的につくった巨額の裏金を県職員組合の口座に隠していた問題で、梶原拓前知事は7日、朝日新聞の取材に対し、「知事就任以来の努力でなくなったと思っていた」と裏金の存在を認識していたことを初めて明らかにした。当時の副知事だった森元恒雄参院議員が同日、「梶原拓前知事も了解していた」とするコメントを発表したことを受けて答えた。しかし、梶原前知事は「自分は関与はしていない。森元氏のコメントは誤解を与えかねない」として、組合口座へ移したことは否定した。8日午前、岐阜県庁で記者会見する予定。
 梶原前知事は、これまでの県の内部調査に対し、「関与はしていない。知っていたら適切に処理していた」と主張していたが、7日夜、朝日新聞の取材に対し、「裏金は知事就任以来の努力でなくなったと思っていた。総点検を急いで事を大げさにしないという点で了解していた」と述べた。
 森元氏はこの日、報道機関に発表したコメントで、「私の赴任以前から作られてきた裏金の存在が明らかになった時、私自身は全容解明と公表を躊躇(ちゅうちょ)する理由がなかった」とした。
 「しかし、梶原知事の在任期間が長く、裏金づくりやその存在を知らなかったとは客観的に見ても言えない状況であり、急いで総点検と公表を行えば、知事への批判、職員の動揺、責任のなすり合いなどが生じ、県庁全体が混乱することが懸念された」と説明。「このため、しばらく事態の推移を見守ることには、知事の了解もいただいていた」としている。

 ■職員一人換算6万3千円に
 岐阜県の裏金問題で、県庁のほぼ全組織で裏金作りが行われていた94年度時点の裏金の額は、当時の県職員1人あたりに換算すると約6万3000円にのぼることが7日、県の内部調査チームの調べでわかった。課・室平均では123万円になる。県は、弁護士らによる検討委員会から返還を求められた場合、職員で連帯して応じる構えだが、退職した職員や、裏金作りをやめた95年度以降に採用された職員も多い。負担する職員の範囲や割合などをめぐって混乱も予想される。

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