古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

ピロリ菌

2005-10-06 | Weblog・人生・その他
 10月4日の新聞は「ピロリ菌発見の二人の学者にノーベル賞を授与する」と言うニュースを一面に載せていました。そこで、ピロリ菌の話題です。
 今年の2月22日午後です。ナゴヤドーム手前の東スポーツセンターのプールに出かけました。入口で、若い女性に声を掛けられました。
「名古屋大学医学部ですが・・・」
「はア?」
「運動後の血圧低下と遺伝子の関係の調査をしているのですが、ご協力いただけないでしょうか?」
「ご協力って、何をするんですか?」
「運動の前後での血圧測定と、血液調査試料として採血させてほしいのです」
 かわいこちゃんに頼まれると嫌と言えない年代です。「ああ良いよ」と言うと、
2階に案内されました。
 数人の被験者が血圧を測ったり採血をしていました。看護師が調査票に住所・氏名・年齢など書き込み、やってきた医師が調査目的を説明した後「調査にご協力いただいた方には、お礼としてピロリ菌の有無を検査して(血液検査で分かるらしい)、通常は有料の検査ですが、無料で結果をご自宅に郵送させて頂きます」という。ピロリ菌が何か、全く分からないが、悪いことではなさそうなので、「お願いします。」

 血圧測定後、「運動を済ませた後、血圧の再測定と採血をお願いします。その際、必ずエレベータで(階段でなく)上がってきてください。なるべく水泳後の状態で測定したいので」。で、解放されプールへ行く。終ってからエレベータの前に行くと、同年輩のおじ様が立っている。「かわいこちゃんにつかまったんですか?」と言うとニッコリ!

 まあ、こんな具合で検査・採血が終って帰宅しましたが、半月後、「ピロリ菌感染検査、結果通知書」が郵送されてきました。
『抗ピロリ菌IgG抗体 0.4 EV(陰性)』とあって、説明書きが追記されていました。

「陰性と判断された方はピロリ菌がいないと判断されます。(中略)・・除菌治療
受けて1年たっていない人は菌がいないのに抗体で陽性となることがあります。
 ピロリ菌は60歳以上の方で6割から8割、40歳代で約半数、20歳未満では
割から2割程度が感染しています。胃潰瘍や胃がんの発生に関与していることが分
かっていますが、感染していても胃潰瘍や胃がんとなる人は一部であり、除菌は必
しも必要ではありません。
 もし、除菌を希望される場合は、名大大幸医療センターで実施しています。ただ
年齢18歳以上に限り、70歳以上の方にはお勧めしていません。また自由診療で
り費用が必要となります。確認検査、除菌薬、除菌後検査を含めておよそ2800
円です。」というものでした。
 私の解釈では、ピロリ菌の存在が、胃潰瘍や胃がんに関係しているらしいのです
が、菌が存在するだけで胃潰瘍や胃がんになるとは言えないということらしいのです。

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