山弦の4年半ぶりのライヴ・ツアー。
ある雑誌の企画で久し振りに会って対談、それがきっかけとなりライヴ活動を再開することになったそうだ。
この4年半のあいだの最大の話題といえば佐橋くんの結婚。
佐橋くんはセレブとからかわれていた。
オグちゃんのほうは高松市の観光大使に任命されたとか(笑)。
「熟年予備校」、「中年漂流記」と年齢ネタをこれまでツアー・タイトルとして披露してきたが
今回は自分たちのことを初老だと言っていた。
江戸時代だったら四十で初老と呼ばれたんじゃなかったのかな。
ライヴ活動を再開したのは身体が動かなくなる前にやりたかったということだった。
最近のブームは佐橋くんが平泳ぎでオグちゃんは縄跳び。
佐橋くんはひたすらゆっくり泳ぎ、オグちゃんは逆に早く飛ぶのだとか。
バンドはアルバム『ISLAND MADE』のレコーディング・メンバーで編成されている。
有賀啓雄(B.)+鎌田清(Dr.)+斎藤有太(Key.)によるバンドは「Great Guys」と名づけられていて
メンバー紹介はACのCMソング「楽しい仲間がぽぽぽぽ~ん!」を織り込みつつ行われた。
ライヴは「山弦の十五周年、中年漂流記~急流、濁流、乗ってケ漂流~」と同様に
二部構成でベスト・オブ・山弦というセットリストだった。
アンコールの「Good Stuff」と「Little Hope」のながれで披露されたのはSTUFFの曲らしい。
先頃亡くなったSTUFFのメンバー、コーネル・デュプリーを追悼した演奏で素晴らしかった。
アルバムを持たない、いわゆる丸腰のツアーだったが楽しかった。
久し振りに大好きな「クロマティック王朝の悲劇」が聴けてうれしかった。
■山弦 ~TOUR 2011~
2011年5月18日(水) なんばHatch
1F A列32番
山弦
小倉博和+佐橋佳幸
有賀啓雄(B.)+鎌田清(Dr.)+斎藤有太(Key.)
第1部
01 Song For James
02 go.go.jp.
03 rise & shine
04 Trivia
05 島そだち
06 Key Largo
休憩
第2部
07 kona
08 クロマティック王朝の悲劇
09 春(SPRING)
10 祇園の恋(GION)
11 Rodeo King
12 tell me something
13 Joy Ride
Encore
14 Good Stuff
15 Little Hope
16 Harvest
[おまけ]
今回の大阪公演はプロモーターが入ってなかったので
開演前はステージに並べられたギターの写真を撮る人たちで溢れかえっていた。
会場側も為す術無く「開演中の撮影はお断りします」と言うのみだった。
そんなわけで僕もギターの写真を撮影。
・オグちゃんのギター
・佐橋くんのギター