Motoharu Radio Show #077

2011年05月19日 | Motoharu Radio Show

2011/05/17 OnAir - 2nd. Week
01.細野晴臣:ロンサム・ロードムービー
02.佐野元春:C'mon
03.G. Love:Walk On
04.Fleet Foxes:Helplessness Blues
05.Fleet Foxes:Grown Ocean
06.Bill Withers:Lean On Me
07.佐野元春:君を連れてゆく (Live)
08.佐野元春:約束の橋 (Live)
09.Simon & Garfunkel:Bridge Over Troubled Water
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■内容の一部を抜粋
・ロンサム・ロードムービー
リスナーからのリクエスト。
「ヴォーカリスト、細野さんの魅力に溢れた新しいアルバムが出ました。タイトルは『HOSONOVA』」と元春。

・C'mon
リスナーからのリクエスト。セルフカバー・アルバム『月と専制君主』から。

・Walk On
G.ラブの新しいレコードから。リスナーからのリクエスト。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月5月の「3PICKS!」はポール・サイモン『So Beautiful Or So What』、レディオヘッド『The King Of Limbs』、そしてフリート・フォクシーズ『Helplessness Blues』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はフリート・フォクシーズ『Helplessness Blues』。

・フリート・フォクシーズ
2006年に米国、シアトルで結成された5人編成のバンド。デビュー・アルバムが高く評価されて今とても注目されている。新しいアルバム『Helplessness Blues』は元春も楽しく聴いたそうだ。バンジョー、マンドリン、ピアノ、フルートといったアコースティックな楽器をうまく使ってフォーキーなポップ・サウンドを作ってる。バンドの中で中心的な存在となってるロビン・ペックノルドは影響を受けた音楽について、ビーチボーイズ、サイモンとガーファンクル、クロスビー、スティルス&ナッシュ、ボブ・ディラン、バッファロー・スプリングフィールドといったアーティストを挙げている。フリート・フォクシーズのメンバーは二十代だから両親が聴いていた音楽からの影響だと思われる。このバンドの魅力は歌のハーモニーが素晴らしいところ、ビーチボーイズのようなコーラス・ワークとよく言われてるが、元春はポップ・ソングのハーモニーというより、教会音楽の合唱のように聴こえるという。フリート・フォクシーズのリリックは少し内省的な世界を歌っている。「Blue Spotted Tail」という曲では「いつか死ぬだけなのに なぜ人は生まれてくるのだろう」と歌っている。アルバム・タイトル『Helplessness Blues』は「どうしようもないブルース」というふうに訳したらいいのだろうか。この歌では「こんなどうしようもないブルースを歌って一体何になるのだろう」、そんなふうに歌っている。新しいアルバム『Helplessness Blues』からタイトル曲「Helplessness Blues」と「Grown Ocean」の2曲。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「シブカサ」。大学生、社会人が中心になり2007年12月から渋谷の街でビニール傘の無料レンタル・サービスを行っている。

・Lean On Me
リスナーからのリクエスト。ビル・ウィザースのヒット・レコード。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・君を連れてゆく (Live)
・約束の橋 (Live)
元春 : 今夜はリスナーのみなさんに是非聴いてもらいたいと思って僕のFMでは初公開となるライヴ音源を持ってきました。今年3月6日、大阪城ホールで行った僕のコンサート「ALL FLOWERS IN TIME」。会場にはオーディエンスが8000人くらい集まってくれたと思います。30周年の記念のイベントということもあって、僕らバンドもオーディエンスもとてもいい雰囲気でやりました。そして僕の友人たちもゲストで来てくれました。伊藤銀次、片寄明人、スガシカオ、杉真理、堂島孝平、深沼元昭、藤井一彦、山口洋、山下久美子、LOVE PSYCHEDELICO、そして東京スカパラダイスオーケストラ。それぞれステージで僕と一緒に歌ってくれました。ゲストのみんながこの番組を聴いてくれるかわかりませんけれども、改めてゲストに来てくれたこの素晴らしいミュージシャンのみんなにお礼が言いたいです。どうもありがとう。今夜リスナーのみなさんには、この大阪城(ホール)ライヴ音源から2曲聴いてもらいたいと思います。1曲目はヒートウェイブ、山口洋と一緒に歌った「君を連れてゆく」。この曲は僕が'90年代に書いた曲ですけれども、山口洋くんがステージでカヴァーしてくれてるようです。歌の1番を彼が歌って、2番から僕も歌ってます。そして2曲目は「約束の橋」。グルーヴァーズの藤井一彦から歌いはじめて、2番を深沼元昭、そして3番を僕と山口洋が歌ってます。途中、深沼くんと伊藤銀次がギター・ソロを弾いてるので聴いてみてください。みんなヴォーカルにも演奏にもそれぞれ個性があって聴いていて楽しいです。みなさんも是非聴いてみてください。3月6日、大阪城ホールで行われた僕のライヴから「君を連れてゆく」、「約束の橋」2曲続きます。

曲をかけ終えて。

元春 : Motoharu Radio Show。今年3月6日、大阪城ホールで行われた僕の30周年記念コンサートから、僕の友人たちを迎えて2曲、山口洋との「君を連れてゆく」、そしてゲスト・オールスターズで「約束の橋」、聴いてもらいました。そうですね。こうして聴いていると大阪でのライヴ、身体によみがえってきます。この大阪公演の後、実際予定していた東京公演が震災で一時延期となってましたが、来月6月18日、6月19日と東京国際フォーラムでの振替が決まってます。東京のコンサートも僕とバンド、ファイナルにふさわしい最高のライヴにしたいと思ってます。チケットを持ってる方、是非楽しみに待っていてください。

・Bridge Over Troubled Water
サイモンとガーファンクルの『Bridge Over Troubled Water 』40周年記念盤から「明日に架ける橋」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
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